またね、ぶいちゃん。
ぶいちゃん
ばあやが、はなちゃんたちを呼んで
「はなしがあります」
といいました。
みんとと、どすこいおやじと、はなちゃんしか集まりませんでした。
めいちゃんはお昼寝をしていて、びすくは、かくれんぼをしていました。
まじめに聞くように、とばあやは前置きをして
「今年の、なつやすみがおわりますよ。」
といいました。
あんじぇは「しってた」といいました、みんとは「しらなかった」といいました。
はなちゃんは「なつやすみって、たべるものだよね」
とおもいましたがいいませんでした。
わかったような顔をしていました。
はなちゃんは、このなつやすみ、どうってこともなく、すぎていきました。
あさはやくばあやとさんぽをして、よるおそくばあやとさんぽをして、おひる、ときどきばあやとおでかけをしました。
かわりばえのないまいにちです。
でも、それがとっても幸せなことなのよと、ばあやはいいます。
はなちゃんは、びすけっとがたべたいです。
さいきんは、りんごときゃべつもだいすきです。
さいきんは、ねこたちに「かちたい」と、おもわなくなりました。
ねこたちにもいろんな「じじょう」があるのが、はなちゃんには、わかったのです。
はなちゃんはすこしおりこうになりましたね。
はなちゃんは、いまから、ばあやと、ばーむくーへんを買いにいってきますよ。
ぶいちゃん、またあそんでね。
きょうも、げんきで、たのしくね。
ぶいちゃん。またね。
またねーーーーーーーーーーーーーっ。
はなちゃんより。
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