こんのさん

ぶいちゃん

ぶいちゃんげんきですか。

こんのさん、が来ましたよ。

こんのさんは、ばあやの、おかねをかんりしているひとで一カ月に一度、ばあやを、しかりにくるのです。

なぜかかならず天丼をもってくるのですよ。
ばあやはそれをいつも楽しみにしていて、いまとなっては、てんどんをみると、
「こんのさん」をおもいだすんだって。

きょう、こんのさんとばあやは、じんせいについて、かたっていましたがあしもとで聞いていたはなちゃんには、だいたいどうでもいいはなしでした。

はなちゃんはいつも、こういうふうに、おりこうなかおで、足のところにいるのです。

はなちゃんのよこに、よくある黄色いぼーるは、いぜん、ぶいちゃんにもらったやつです。
ぼーるは５こもってますが、これが一番気にいってます。

だいたい、いつもくわえてはこんでますよ。

ぶいちゃん、ときどきおへんじください。

はなちゃんより。

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