のうさぎをつかまえました

ぶいちゃん

つめをきったそうですね。
はなちゃんも爪を切るのはすきじゃないです。
でもおさんぽのとき、かちかちいうのもいやだから、がまんしています。

さてうさぎどしになって、すこしたちましたがはなちゃんは「のうさぎ」をつかまえました。
これは、頭のうえは、長いみみになってるうさぎです。
めい、ではありません。

めい、ではないけど、めいのふぁんもいるということできょうは「めい」のおはなしです。

めいは、どすこいおやじと、
「びびあん」の間にうまれた「こ」です。
びびあん、は、１０年くらい前に、びょうきで、お空にいってしまいました。
びびあんは、すっごくすっごくかわいい、いいこでした。

びびあんが、めいを生んだとき、ばあやが、ちゃんとひとりで「さんばさん」をやったそうです。
へそのお、っていうのを切ったんだって。
ばあやは、おさんばさんでもあるんです。

うまれたときは、あたまが「鈴カステラ」にそっくりで、怖かったっていってました。
ひとりっこでうまれたそうです、めずらしいでしょう。

その半年後に、みんとがうまれました。
またひとりっこでした。

めい、っていうなまえは、五月生まれだから、めい、だそうです。
えいごのなまえなんです。
みんとは、めいの兄弟だから、頭文字が「えむ」のなまえでいっしょにしたくて、みんと、です。
ついでに、びすくは、びびあんが、お空にいってからきた「こ」なので、びびあんの「び」をもらって、びすく。
すくすくそだつように、といういみもあるそうです。

そんなめいも、みんとも、もうすぐ１２歳になります。
でも、顔がずっと子供のままでかわいいとばあやはいってますけどはなちゃんは‥‥ぷ〜っ、とおもいます。

目が困ってて口がわらってる、へんなかお、だとおもいます。
みんとは、かっこいいかおだけど、めいは、おもしろいかおです。
ぷーっ。

ばあやは、めいのことを、生まれた瞬間からしってるから、かわいくてしかたないみたいです。

ぶいちゃん、はやく春になるといいね。
きょうも、げんきでね。

はなちゃんより。

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