[ボーズ]
すごいね、カツキさんの中2で治った話は。



[星野]
明るくなって治って。

[浜野]
先輩だ。

[星野]
ぼくらの先輩だ。

[タナカ]
ほんで、これはぼくの調査‥‥というと大げさですけどもですね。

[一同]
はい。

[タナカ]
精神とおなかって、ものすご、やっぱ直結?

[ボーズ]
ああー、でもそうですよ。

[タナカ]
神経性の胃腸炎も、めっちゃ多いから。



[星野]
なるほどね。

[ボーズ]
ライブ前とかって具合が悪くならない?
胃とか腸とか。

[浜野]
ああ、そうですね。

[ボーズ]
緊張してね。

[浜野]
うん。

[タナカ]
だからやっぱり表現する人って、ある程度デリケートな人が多いと思うんで、おなか下す人も多いんじゃないですかね。

[ボーズ]
多いと思いますよ。

[星野]
クリエイター系は。

[タナカ]
ほぼ日さんでハラマキ買ってる人、調査すると繊細な人多いんじゃないですか?

[ほぼ日]
どうでしょう(笑)。

[ボーズ]
でもある種、それ、あるよ。

[星野]
すごいあります。

[タナカ]
星野さんはずっとそうなんですか?
赤ちゃんのときから、おなかがよわかった?

[星野]
いや、それが違ってて。
ぼくはカツキさんとまったく反対で、幼稚園児のころはものすごい活発で元気で、とにかく笑いを取ってた。

[タナカ]
うん、明るかった。

[星野]
明るい子どもだったんですよ。
幼稚園に当時レコードプレイヤーがあって、それで音楽をかけると、園内にスピーカーで大音量が流れるシステムだったんですね。

[ボーズ]
システム(笑)。

[星野]
それで「オバQ音頭」をかけて、幼稚園が終わってからひとりで激踊りしてたりして。
それぐらい、ま、ばかな子だったんです。



[タナカ]
それは、アホですね(笑)。



[星野]
それが小学校に入って、なんか社会性みたいなものを垣間見て、ちょっといじめられ出して、それからおなかがよわくなっちゃった。

[一同]
あー。

[ボーズ]
まったく同じことだね。

[浜野]
同じことですよね。

[星野]
だからカツキさんとは真逆。
そこっから、ウケなくなったんです。

[一同]
(笑)

[ボーズ]
逆だ逆(笑)。

[星野]
自信がどんどん、なくなっていって、そして‥‥

[タナカ]
軟ターコイズになったんや。

[星野]
軟ターコイズになりました。



[ボーズ]
わるいスパイラルが。

[星野]
そう、悪のスパイラル。

[ボーズ]
きれいに正反対。

[星野]
自宅から学校に行くまでの間にスーパーマーケットがあるんですけど、毎朝そこのトイレに寄って、ターコイズをしてからでないと、学校に行けなくて。

[一同]
あー。

[星野]
もう、怖くなっちゃって。
で、また、小学校の男子トイレって、入れないでしょ。

[タナカ]
入れない。

[ボーズ]
入れないね。

[星野]
入れないじゃないですか、個室は。

[浜野]
うん、うん。

[ボーズ]
何で入れなかったんだろうね、小学校のときね。
ぜったい入れなかった。

[タナカ]
いや、ぼくはだから、毎日入ってました。

[一同]
(笑)。

[ボーズ]
そっか(笑)。

[星野]
それなんですね、その違い(笑)。

[ボーズ]
でもふつうはさ、
「あいつトイレ、行ったぞ」
みたいになっちゃってたよね。

[浜野]
「しかも、個室に行ったぞ」

[星野]
その瞬間に、あだ名が、ターコイズになるじゃないですか。

[ボーズ]
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