学生のころはわかってなかったなぁ、と思うことはありますか。

●学生時代は頭でっかちだったと思います。
妙に理屈っぽく、
「自分ならできる」という根拠のない自信がありました。
はたらきはじめて大切だと感じていることがあります。
それは「考えると同時に動く」ということ。
「考えながら動く」でもいいかもしれない。
とにかく「動く」が大前提です。

tomo (20代・男性・公務員)

●「知らないこと」を「知りません」と聞くこと、
「できないこと」を「できない」と言うことは未熟者だと思ってました。

しかし、実際にはたらきはじめると知らないことを知らないままにしておくこと、できないことをできないままにしておくことのほうが未熟だと痛感しました。
そのことで、自分だけでなく同僚や相手方、お客さまに多大な迷惑をかけることになりますし。

先輩にきちんと聞いて知らないこと、できないことを減らしてゆく。
考えれば当たり前のことなのですが、そのことに気づいたのは社会に出て1年くらいたってからでしたねぇ。

AKI (20代・男性・アルバイト)

●学生時代は「自分は話すのが得意」と考えていた。
でも、社会人になってみてそんなことはない、というのが良くわかった。
話すのが得意だと思っていたのは、
「私が話したことが理解できる、 仲良しの人たちと関わっていることが多かった」
に過ぎなかった。
社会人になると、いやおうなく、今まで関わってこなかった種類の人と関わることになる。
入社当時はそれがストレスでたまらなかったけれど、今ではそういう人と関われる環境がたまらなく楽しいと思っている。

りょ (20代・女性・会社員)

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