学生のころはわかってなかったなぁ、と思うことはありますか。

●人間として基本的なことが大事だと痛感しました。
「あいさつ」「礼儀」「気遣い」
これらが出来ないと仕事に支障をきたします。
若いころは、これを馬鹿にするのがカッコイイと思ってたかも。

みかんママ (30代・女性・会社員)

●恥をかくことは、恥ずかしいことじゃない。
ちょっと前までの自分は、とにもかくにも
「失敗はしたくない、 みんなの前で恥はかきたくない」と、そんなことに必死になっていました。
だけど今は、恥をかくことも仕事の一部だと、そんなふうに思います。
そんな私は社会人1年目。
恥の意味もよくわからないまま、偉そうなことを書いています。
これから私は、数えきれないほどの恥をかきます。
それに耐えに耐え、会社にも自分にも、恥ずかしくない人間になりたいと思います。

ツキノワグマ (20代・男性・会社員)

●「自分の意見」「自分の考え」を持つことの大切さ。
社会に出てから、自分の考えや思いが通じない人と出逢いました。
その人たちといっしょに仕事をしていくときには、共感できるできないはともかく、自分の意見や考えを伝え、相手の意見や考えを聞き、お互いに何を考えているかをわかりあう、という作業が必要だなと感じました。

ところが、それがすんなりできなかった。
伝え方の問題もあると思いますが、それ以前に
「私はどうしたいのか?」
「なにを考えているのか?」が、うまく取り出せなかった。
伝えるものがはっきりしていなければ、伝わらない。
理解しあうことができるはずがない。
そのことで、ものすごく、苦しみました。
今でも苦しんでいます。

でも、このことに気づけてよかった。
学生時代ほど時間的な余裕があるわけではないし、仕事には期限もあるしお金も絡んできますが、だからこそ、ちゃんと自分の意見を持とうと思います。
ここのところは毎日
「自分はどう思う?」「どうしたい?」と自分に問いかけ、
「それをどうやってあの人に伝えるのか?」
ということを、考えています。

らいち (20代・女性・会社員)

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