就職活動をして「よかった」ことは?

●就職活動をする前は、会社のほうが強くて、自分は弱い、採用は「してもらうもの」と思っていました。
でも、いろんな会社を訪問したことで、それぞれの会社の個性や求めているものがわかるようになりました。
そして、就職活動とは
「会社と自分の相性を見るもの」と思うようになりました。

ボラ (30代・女性・自営業)

●最初は「面接は虚飾の技術を競うもの」と、就職活動そのものを「あほくさい茶番劇」と、感じていました。
けれど続けるうちに、ひょっとするとこれは自分の原点の気持ちを探したり本性を探ったりして自分に合う生き方を手に入れるためのものなのでは?
‥‥ と思えるようになりました。
就職活動だけでなく大人社会そのものに対して暗く怖く理不尽で不幸なイメージしか持っていなかったので、まず「就職活動」というものを
「自分にとってそうそう損でもないもの」と認識し直すことができて、良かったです。

ぽぽ (20代・女性・公務員)

●大学4年生です。
新聞やマスコミなどで「氷河期の再来」と言われながらの就職活動は、ずーっと漠然とした不安を抱えながらの期間でした。
SPI、WEBテスト、テストセンター、ES、履歴書に追われる日々。
会社のことを知りたくても説明会すら数分で満席となり参加できず、第一次選考すら受けれないこともありました。
その中で、面接までこぎつけて、時間をかけて考えて考えて臨んだものの、流れ作業のようにたった数分で終わるものもあり、不合格通知は、メールひとつで済まされる。
そんな日々が続くと、自分自身が社会から否定されているかのように感じることもありました。
しかし、とある面接で試験官の方と通じ合えたとき、自分の想いが届けられたとき、とっても嬉しくなりました。
次から次へと
「この会社に入ったら何をやりたいか」という案が湧き出てきて、ワクワクしたのを覚えています。
ほとんどが現在の就職活動の仕組みにモヤモヤと、辛いことばっかりでしたが、ありがたいことに、好きな会社へ内々定をいただくことができたので、
「よかった」と思えます。

さく (20代・女性・大学生)

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