第9回更新


食べ物の容器にある「100g当たり」‥‥。「あたり」と勘違いして「はずれ」を探してました。でも、全部当たっているんだよね。
(HIRO)


子どものころは、みかんに葉っぱがついてるだけで「当たりだ、当たりだ!」と大騒ぎだったものなぁ。


私は、焼酎の標準語(東京弁)が日本酒だと思っていました。そのため、中学を卒業するまで人前で「焼酎」と言うと田舎者だと笑われると思っていました。
(田舎者ですが何か?)


ひぃー、おもしろい。そもそも、一行目の「焼酎の標準語(東京弁)」っていうフレーズだけでおかしいよ。どういう意味だ。


キャベツはレタスの完成形だと思っていた。
(スプリング)


そんな書き出しではじまる青春小説。


私、ブラウンは灰色だと思ってました。
(イーユエ)


そんなとっかかりではじまる卒業生答辞。


わたし、子どもの頃、肺が胃だと思ってしました。で、肺は左右あるので片方は飲み物。片方は食べ物。何歳頃までそう思っていたんだろう?
(よし)


しばしば「かんつがい」はその人なりのじつにまっとうな思考によりきちんと論理づけられる。が、根本が「かんつがい」なので全体的に台無しなのだ。


「アリス」と「テレス」のかんつがいが出ていましたが我が家の娘はKinki Kidsのメンバーは「どうも」と「こういち」の二人だと思っていました。
(どうも〜)


「こういち」はいいとして、「どうも」は人の名前として違和感を感じなかったのでしょうか。


最近あまりCMではみかけませんが、マクドナルドのピエロメイクをしたキャラクター、おそらく「ドナルド・マクドナルド」だと思うのですが、子どもの頃、なぜか、あれは「ドナルドのメイクをした研ナオコ」だと思ってました。自分でもどうしてそう思ったのかわからないのですが、なぜか、そう固く信じていました。
(オガワ)


それは研ナオコさんに失礼‥‥なのかどうなのかさえ、よくわからない。いったい、なにがどうこんがらがってそういう複雑な「かんつがい」が生まれるのだろうか。


私は小学3年生の時、「せいりつう」なるものを聞いて、「整理痛」だと思っていて、整理整頓しすぎて体が痛くなると思っていました。母の友人に、「お父さんは今どこ?」と聞かれて「お父さん、整理痛なの!」って答えて、爆笑されました。
(父はキレイ好き)


大笑いだったろうなぁ、母の友人。


私は高校を卒業するくらいまで、ニュースで言うところの「大惨事」を「第三次」だと勘つがいしてました。事件や事故には、大変な順にランンク付けがあると思っていたんです。キャスターの「危うく、『第三次』になるところでしたね!」とかいうコメントを聞いて、「ああ、今回は運良く 『第二次』くらいで済んだのねー。 大変なことにならなくて良かった」とか思っていました。自分の勘つがいに気付くまで、学校の友人や家族の前でも、「危うく、『第三次』だよ〜」とか普通に使っていましたが、誰にも指摘されることなく生きてきました。活字にしなきゃ、分らないないものですね‥‥。
(pearl)


なるほど、これは見事。これくらいになると、もう、「かんつがい」のままでもまったく問題ないのではないかと思えてくる。


つい最近までかんつがいしていた33歳です。ゴルフで「ファー!!」と叫ぶのは、危ないからなんですね。てっきり、バカにしているのだと思ってました。
(あずさ)


「パッカーーーン!」あ、ミスショット、あいつ、大失敗じゃん。とんでもないとこ飛んじゃったよ。ハハハハ、バーカ、バーカ、ファーーーー!!


友達(当時22歳男)の話ですけど、ある日その人の前で食パンをそのまま食べようとしたら、すごく焦りながら止められました。よくよく話を聞くとつまり、食パンは生の状態で、焼かないと食べれないと思ってたとのこと。自炊完璧男子だと思ってただけに‥‥かわいいと思っちゃった。
(私より料理上手)


けっきょく最後はノロケかい。結婚しちゃえ!


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