第10回更新


子供の頃、親子丼って「実の親子(母鶏と卵)で、できている」と思ってました「この鶏の生んだ卵がこれだ!」って、わかっているお店の人ってすごいと純粋に感心してました。大きくなって考えると、親子丼つくるたんびに、いちいち親子鑑定なんかするわけないですね。
(のこのこ)


おお、なんて厳密な子どもだろう!あと、「実の親子(母鶏と卵)」っていう表現がじわじわおかしい。


やなことがあると「さいあく〜」って言うでしょ。あれを漢字にするときずっと「災厄」って思ってましたほんとは「最悪」なんですよね。
(はずかし〜)


ちょうムカツク?、サイアクー、災厄ー。ありえなくない? しんじらんなくない?マジ災厄ー、ほんと災厄ー。超災厄ー。


私は、キクラゲとは、コウモリの耳、場合によっては翼(?)の部分だと思っていました。想像もしたくありませんが、当時はあっさりと受け入れておいしく食べていました。
(深夜ラジオ)


食べるんかい、とつっこみを入れつつ、「場合によっては」の言い回しが味わい深い。


私のかんつがいは、「にばんせんじ」。正しくは「二番煎じ」ですよね。でも、結構な大人になるまで「二番戦士」だと思ってました。ある分野で二番目に出てきた模倣者。という意味なのかと‥‥。だから戦士なのかと‥‥。戦いを挑んで負ける的な‥‥。先駆者強し的な‥‥。
(さやかん)


でもさ‥‥それだと‥‥「にばんせんし」じゃん‥‥。


スーパーなどでヘアカラーの溶液がある売り場には、たいてい、少量の髪の毛のサンプルが商品と一緒に並んでいると思います。わたしは小さいころ、それが部分ハゲ用のカツラだとずっと思っていて、「世の中にはずいぶん部分ハゲの人がいるんだなあ」と思っていました。それが本当はヘアカラーのサンプルだと知ったのは、漢字が読めるようになった小学校半ばくらいのころでした。
(ぬま)


こう、部分ハゲのある人が売場で、あれをいちいち頭に当てて、「こっちかな」「やっぱこっちかな」と‥‥。


私は子どものころ、外国に行くときは名前を変えなければならないと思っていました。自分の名前はアルファベットにできないと思いこんでいました。だから、自分の欧米名(?)は何になるのかしら、どうやって決めるのかしらと思っていました。苗字に「桜」という字が入るので、チェリーって入れないといけないのかなとも思いました。
(PTチェリー)


「穣二」「恵利」「健」「樹里」あたりだと、そのままいけそうです。どうでもいいですが「チェリー」と聞くとどうしても日本名を「錯乱坊」にしたくなります。


こどもの頃、「斜め」というのが「七め」だと思っていて、角度が急なのは「はちめ」、ゆるいのは「ろくめ」とか呼んでました。この漢字を知った時に、正に「ナゾが解けた」でした。
(王子)


大工の棟梁がつかってそうな言い回し。「おい三平、ここ、ろくめで固めときな!」


昔、FAXを送信したら、必ず電話連絡をするものと思っていました。FAXが届くかどうか不安、とか思っていたわけではないんです。ただただ、電話連絡は必須、と思い込んでいたのでした。社会人になり、先方から「電話連絡は不要ですよ」と言われるまで、何の疑問も持たずに電話をしていた自分が懐かしいです。
(あけみ)


FAXが紙が移動するものだと思ってた、っていうのは「どぼん」並に来たけれど、FAXを送信したらかならず電話連絡してたというのはあなただけ。ていうか、「不要ですよ」ってわざわざ言ってくれた人が偉いわ。


うちの4歳の娘は、赤ちゃんが育って大人になるように、赤ちゃん指も他の4本の指くらい大きくなるんだと信じています。
(みまもり隊)


ああ、かわいい。たまらない。


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