第11回更新


中学生くらいまで「脱サラ」を「脱サラ金」だと思ってました。だからテレビで「脱サラして田舎で〜」とかいうナレーションを聞くたびに「あぁっ!テレビに顔なんか出したら 取り立て屋に居場所がバレるやん!」ってハラハラしたものです。
(yu)


こういう投稿のあとにつぎのような投稿を読むとおもしろいですよ。


わたくし、20代後半まで「脱サラ」とは「借金取りから逃げ切って 新しい人生を踏み出した人」だと本気で思っていました。テレビなどで「脱サラをして蕎麦屋を始めた○○さん」なんていうのを見る度に、「こ、この人、こんな堂々と 顔出しちゃって大丈夫なの!?」と、一人心落ち着かず。みんなドラマのような人生を送っているんだなあ、と感心していました。
(えんちょ)


どうです、この重なり具合。「かんつがい」のあとの心配のしかたまで同じパターン。いやぁ、人間って、おもしろいなぁ。かと思うと‥‥。


私は家屋や土地を調査する仕事に就いているのですが、この仕事を始めてかなりの年数が経ってからも、「サラ地」の事を「脱サラした人が多額の借金をして購入した土地」の略だと思ってました。調査に行った先の人にも「(借金)大変ですねぇ‥‥」とか相手にとっては「?」な事言ってました。恥ずかしい!!!調査先だった方々ごめんなさい。
(ちびまよこ)


この「かんつがい」は、この人独自。


わたしは幼い頃、エレベーターがエスカレーター(階段型)で、エスカレーターはすかいらーく(ファミレス)で、すかいらーくはエレベーター(箱型昇降機)だと混同していました。なので「おか〜さ〜ん、今日は エスカレーターでご飯にしょう〜!!」「すかいらーくに乗って何階まで行くの?」などと大声で言っていました。
(今でも若干「エレベーター」と「エスカレーター」の違いが怪しい)


どうしてそこに「すかいらーく」が混ざるんだ。


軽自動車には軽油を入れるんだと思ってました。
(白)


さぁ、そこで問題です。軽トラックに入れるのは?


新幹線の話です。まだ「のぞみ」もなかった小学生の頃。「ひかり」がのぼりで「こだま」がくだりだと思っていました。
(アカチ)


それさ、もしそうだとするとさ、「ひかり」と「こだま」にしなくて「のぼり」と「くだり」でいんじゃね?


数十年前のこと、特にプロ野球に関心のなかった小学生の私にとって、野球との接点はテレビニュースくらいで、それも熱心に画面を見るということはありませんでした。ニュース番組の終盤、スポーツの時間になると時々「トマシノ」が打ったの打たなかったのとアナウンサーがコメントしていました。てっきり「Tommashino」というイタリア系アメリカ人の外国人選手だと思っていました。大リーグではちょっと落ち目になってきたけれど、日本のプロ野球で活躍している外人選手。そのうちに「トマシノ兄」とか「トマシノ弟」というフレーズも聞こえてくるようになりました。そうか、「日本のプロ野球はいいぞ、お前も日本に来いよ」って兄が弟を誘ったとかそういうことなんだな、と私の中でのストーリーは膨らんでいきました。イタリア系だから、パオロ・トマシーノとかヴィットリオ・トマシーノとかそういう名前なのかな、と想像していました。ある日ふとテレビ画面に目を向け、スコアボードの「苫篠」という漢字表記を見たときの衝撃といったらありませんでした。
(ペロの妹)


その豊かな物語さ、「レオン・リー」と「レロン・リー」だったらばっちり成り立つ気がするよ。なんならその息子の話にも広がるし。「ニムラ兄」と「ニムラ弟」はどう?


子供の頃、「塩は配給」だと思い込んでいました。ちょうど友人が薦めてくれた『サザエさん』の漫画を第1巻から読み始めた頃で、戦争直後のエピソード満載だったために「配給」というシステムがあることを何となく理解したのでしょうが、なぜ「塩」と結びついたのかはいまだに不明。
(運動会の足袋)


渋い「かんつがい」だわー。


私はこどもの頃、空にある星は本当は「★」の形をしているけど遠いから「●」の形に見えるのだ、と思っていました。
(ひるね)


うん、いいね。


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