「21世紀の『仕事!』論」、吊り編み職人編です。

シリーズ「21世紀の『仕事!』論」、本日「吊り編み職人」編が最終回をむかえました。

今では、世界でもとてもめずらしくなった「吊り編み機」。やわらかで、伸縮性にとんだ、上質な生地ができるんです。
この機械を操れる、数少ない職人の和田安史さんに、お話をうかがっています。

和田さんの経営する「和田メリヤス」さんの生地は、ほぼ日の「KOTI」のアイテムや「Love+LOVET」にもご提供いただいたんですよー。

この吊り編み機、操作するだけなら3年〜5年、いちから修理ができるとなると20年はかかる、とのことです。

ちょっと気が遠くなりそうな年月ですが、30年ほど扱っていると、機械の異常を示す、たいへん微かな異音に気づけるようになるんですって‥‥。

和田さんの機械や、工具への愛情がひしひしと伝わってきますー。


2011/04/20 16:56

前へ 次へ
日付を指定して見る
感想を送る
ほぼ日のTOPへ戻る