赤い照明。

TOBICHIで開催中の
「みんなのTARO 2016」、2階に太郎さんの直筆デッサンなどが展示されているのですが、その空間を赤くしたいと思いました。
日中はあかるい太陽光がさしこむTOBICHI2なので、会場を赤い照明で満たすには大きな窓を遮光しなければなりません。

アルミホイルをはりました。
家庭用のアルミホイルを何度もつなげて。

そしたら真っ暗。

次に、赤いゼラチンペーパーをひとつずつこつこつと照明にはりつけました。
ぱちんと電気をつけたなら‥‥。
‥‥ああ、赤い。
搬入前のからっぽの会場で、ひとり勝手に感動しました。

小学生のころ、強くつよくあこがれた「太陽の塔」。
その内部の印象は「赤」でした。
TOBICHI2の螺旋状の階段スペースも天へと進む「太陽の塔」の内部をイメージしました。

あすは日曜。
TOBICHIまでの道のりは寒いでしょうが、ここまで来てくださればきっとあたたかな時間を感じていただけると思います。
なんだかコタツのなかみたいでしょう?

「岡本太郎記念館」はもっともっとすごいので、あわせてのご来場をおすすめしています。
こころよりお待ちしています。

2016/02/06 22:45

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