タナカカツキさんのこと。

「みんなのTARO 2016」は、連日お客様が途切れることなく好評開催中です。

このあたりで、あらためて、タナカカツキさんのことをしっかりとご紹介したいと思ったのでした。

『オッス!トン子ちゃん』というマンガ作品をごぞんじでしょうか。
ご来場してくださったお客様で
「トン子ちゃん」を知らない方には、山下が個人的に強めにおすすめしている作品です。
トン子ちゃん、何度読んでもすばらしい。
TAROの作品から雷に打たれたような衝撃を受ける主人公・トン子ちゃんは、
「カツキさんの敏感な感受性」そのものをあらわしているキャラクターと言えるでしょう。
70年代の少女漫画を「文体」としてもちながら、アートと哲学の域にまで達している名作で‥‥ああ、いけません。
感想を書きだすと長くなるので自制します。
おすすめします、トン子ちゃん。
ぜひ、お読みください。

この作品の産みの親で、
「コップのフチ子」の考案者としても知られるタナカカツキさんが、昨日TOBICHIにいらっしゃいました。
(マスクのおじさんがふらりとやってきたとき、 一瞬だれだかわかりませんでした)

「みんなのTARO 2016」の1階には、カツキさんの作品をたくさん展示してあります。

まずは入り口、竈(かまど)前では、トン子ちゃんのおおきなフィギュアがお客様をお出迎えです。
ボディには「明日の神話」をイメージしたペイントがほどこされています。
描いたのはもちろんカツキさん。

1階会場に入り、見渡すと‥‥壁に7枚の大きなパネルがあります。
それぞれに太郎の言葉が並び、そこにカツキさんの絵が添えられているのですが、これらの絵、じつはぜんぶ原画なんです。
カツキさんがパネルに直接、描いたのです。
すごいわー。
会場にいらしたら、ぜひ近くでじーっと見てくださいね。

さらに、1階会場の奥には、
「奇譚クラブ」さんが製作した
「巨大・コップのフチの太陽の塔」が堂々と、柵のフチに手をかけ立っています。
今回の人気スポットです。
みんながここで記念撮影をしています。

この「コップのフチの太陽の塔」も、カツキさんがデザインしたフィギュアなのです。
太陽の塔に、こんなポーズをさせてしまうなんて‥‥。
会場では1回400円でこれのガチャガチャができます。
よろしければ、お回しください。

ついでといってはあれですけれども、タナカカツキさんが
「ほぼ日」に登場されたコンテンツをいくつか下に並べてしまいましょう。
ときどきぼくも読み返してます。

「TAROの遺伝子。」(2004年)

「はらよわ男の座談会(ジュエリー仕様)」

「はらよわ男のハラマキづくり。」
 ※カツキさん、このコンテンツからうまれた ハラマキを着用してTOBICHIに登場!

「バカドリルを知ってますか〜?」

そして最後に、
タナカカツキさんの公式サイトはコチラー!

以上、ちょっと体温高めのタナカカツキさんのご紹介でした。

2016/02/12 22:24

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