2007.11.21
クリエイター向けに作られた「ぺんてる マルチ8」。本日、再入荷しました!
オプションのペンとして販売中の、
「ぺんてる マルチ8」、
本日、再入荷致しました。
販売してすぐに完売してしまったため、
お買い求めいただけなかったみなさまには、
長らくお待たせすることとなり、すみません。
今回も数に限りはありますが、
入荷できる限りの多めの数量を入荷しております。
それでも、すぐに売り切れてしまった場合は、
再入荷も検討させていただきますが、
生産数に限りのある商品ですので、
ぜひ、この機会にご検討くださいね。
そして、そんな
「ぺんてる マルチ8」を作っている、
ぺんてる株式会社のみなさまからも、
コメントをいただいてきました!
クリエイティブな方に支持されて20年。
もともと、イラストレーターさんや
マンガ家さん用に作られた「マルチ8」。
今回お話しを伺ったぺんてる株式会社のみなさま。
(左から、新居正広さん、丸山雄太さん、白井克典さん)
「正直、この“マルチ8”は、
普通のボールペンタイプに比べると、
売行きが落ちていた商品なんです。
今回、生産が間に合わないくらいに
人気が出た理由には、
やはり、携帯できる色鉛筆として、
手帳との相性が良かったことと、
もともとこの商品が、クリエイティブな方、
例えばイラストレーターさんやマンガ家さん用に、
作られたものだった、ということで、
ほぼ日手帳のように、
仕事の予定を書き込むだけではない、
さまざまな使い方をするみなさまに、
合っていたのではないかと思います。
もともと、ぺんてるでは
色鉛筆を作っていなかったことと、
当時、箱に入った色鉛筆が
伸びる市場じゃないなというのがあって、
携帯に便利な色鉛筆を作ろうということになり、
1982年に“プリズメイト”という商品名で
発売したのが最初です。
これが、今だに、海外で売られているものです。
国内も始めはこの仕様だったんですよ。
プリズメイト
その後、“プリズメイト”は、
最初は子ども向けの色鉛筆だったのが、
用途を調べて行くと
だんだんイラストレーターさんやマンガ家さんなど、
クリエイターの方からのご要望が多く、
子どもよりも大人が好んで使うということがわかり、
もっとそういったご要望に応える形で、
1987年にモデルチェンジしています。
そのときに名前も“マルチ8”に変わりました。
当時、ぺんてるで大変ご好評をいただいていた、
製図用のシャープで、
“グラフ1000”という商品があるのですが、
このデザインをイメージした形にしたところ、
おかげさまで大ヒットしました。
パッケージも製図用のものをイメージしており、
その頃は、製図用の
筆記具コーナーに置かれていたんですよ。
最初は、色鉛筆、ノンコピー芯に加えて、
2B、B、HB、Hの鉛筆芯も入った
“801”というバージョンもありましたが、
今は、ほぼ日さんで販売している
“802”というシリーズと、
その後、ご要望が多かった
ボールペンの芯が入った
“803”というシリーズのみになります。
ご愛用いただいている方というのは、
利便性よりも自分でカスタマイズできるというのに、
価値を見出してくださっているようですね。
そういった長い歴史のある“マルチ8”、
20年間、変わらずご支持いただいている、
今のデザインを今後も変える予定はありませんので、
これからも、“マルチ8”を、
ご愛用し続けていただけたら嬉しいです。」
ぺんてるのみなさま、ありがとうございました!
この“マルチ8”、
以前、手帳CLUBにご登場いただいた
たかしまてつを先生も
(海外仕様ですが)使っていらっしゃるんですよ。
やわらかい明るい色合いが、
ページを見返すたびに
楽しい気持ちにしてくれそうな“マルチ8”。
イラストを書いたり、
スケジュールの色分けをしたりするのに、
裏写りしない色鉛筆というのは、重宝しそうです。
そして、そんな彩りのある素敵なページがあったら、
ぜひtecho@1101.comまでメールをくださいね。
画像などの詳しい送り方はこちらをご参照ください。