2008.12.28
ほんとに作ったんですよ。僕らの「秘密手帳」は、ほぼ日手帳にぴったりサイズ(1/3)

ほぼにちわ、です。

「ほぼ日」の大きなイベントの舞台美術を 数多く担当してくださっている 空間デザインのプロ集団、 株式会社ジールアソシエイツさんでは、 社員のみなさん全員で「ほぼ日手帳」を 愛用してくださっています。
「福利厚生にもほぼ日手帳!?」と題して、 手帳CLUBでもご紹介したので、 ご記憶のかたもいらっしゃるでしょうか。
このときの取材が発端となって、 ジールアソシエイツさんのオリジナルの ミニ冊子ができあがったという一報を受け、 見せてもらいにうかがいました。
お話を聞かせてくださったのは、 社長の永門大輔さんと、スタッフの宮野文衣さんです。

これ、作りました。
[ 永門 ]
これ、あのときに作るって言ってたやつです。

[ ーー ]
「ほぼ日手帳」に挟める ジールさんオリジナルの手帳ですね。
拝見するのを楽しみにうかがいました。
黒と白、2種類あるんですね?


[ 宮野 ]
春に取材を受けたときに、作ろうと言ってたのは こちらの「ZEAL POCKET 」のほうです。

[ ーー ]
黒いほうですね。

[ 宮野 ]
そうです。空間づくりに必要なものが詰まってます。

[ 永門 ]
社内の人間だけで使う予定だったんですが、 ジョークで300円って書いたら、 実際に問い合わせあって(笑)。
既に30冊売れました、同業の人たちに。

[ ーー ]
「秘密手帳」じゃなくなったんですね(笑)。
白いほうは?

[ 宮野 ]
こちらは「安全施工管理指針」をまとめたものなんです。

[ 永門 ]
ぼくら、イベント業界も昔は、 展示会の設営のときとか、 ヘルメットもしないのがほとんどだったんですけど、 今は、安全管理を徹底しなくちゃいけないわけです。
たとえば、カニ歩きって知ってます?

[ ーー ]
カニ歩き‥‥知らないです。

[ 永門 ]
脚立があるでしょ、それにこうまたいで 乗ったまんま、横に歩くんですよ。


[ ーー ]
えー。あ、この6ページに書いてありますね。
「カニ歩きをしない」。
しちゃだめなんですね。
というか、そんなことできるんですか(笑)。

[ 永門 ]
でしょ? でも電気屋さんとか、できるんですよ。
しかも8尺とか、4メーターぐらいの 脚立に乗った状態で。
で、そういう危険なことを、 やっちゃだめだよというのを、 これにまとめて、社員や協力会社さんに配るんです。

[ ーー ]
可愛いイラスト入りですね。

[ 永門 ]
ええ、うちのデザイナーが描きました。
安全指導の研修会をやるときに、 これを配って、こういうことは気をつけてね、と。
で、ほぼ日手帳にぴったり入りますよ、と。

[ ーー ]
ありがとうございます(笑)。

[ 永門 ]
メインは黒いほうですよ。
これは僕らの主観で編集したものなんですけど、 イベント制作に必要なこと、 現場や打ち合せのときに使う情報を、 まとめてみたんです。
たとえば、紙のサイズとかってパッとわかります?


[ ーー ]
ああ、いえ、わからないですね。

[ 永門 ]
B6のパネルのサイズが幾つだっけとかね。
そういう、紙の寸法とか写真のサイズ、 ベニヤのサイズみたいなこととか。
うしろのほうにある部材表も便利です。
たとえば「この高さぐらいのもの、 組めますかねえ」と聞かれたら、 ここをパッと見て、 あ、このサイズの部材があるから組める、 みたいにすぐわかるんです。

[ ーー ]
なるほど、すごい実用的。
これは便利ですね。

[ 永門 ]
特徴的なのが、ここ、電気の容量計算の早見表です。
イベントの会場の電気の計算って、 けっこう難しいんですよ。
コンセントの形状によって 電気容量の計算式が違ったりとかもするので、 結構めんどうで、これがあると便利かなと。
あと、モニターのサイズとかですね。

つづきを読む


古い記事へ 新しい記事へ
手帳CLUBのTOPへ戻る
ほぼ日のTOPへ戻る