2010.05.02
みんな、いろんな場所に保存しているんですよ。手帳の保存方法最終回。
ほぼにちわ、です。
先日から本棚、ほぼ日ストア輸送箱、
そして引き出しとご紹介しております、
「ほぼ日手帳の収納、保存の方法」。
収納場所ひとつでこんなに語れるのも
「ほぼ日手帳」に日々の生活の様子を記録しておく方が
多いからではないでしょうか。
読み返すことで、昔の記憶を呼び戻すことはもちろん、
いまの自分に何かしらのヒントをくれる。
「ほぼ日手帳」にはそんな役目があるのかもしれません。
さて、本日もいただいたメールをご紹介していきましょう。
まずは、この収納方法からどうぞ。
●会社派
2006年から使ってます。
自分の部屋の机の引き出しにしまってきました。
一昨年から職場が変わり、仕事用も別に使うようになり、
そちらは職場の机の引き出しに入れてあります。
年に何回もないことや、
この月にすべきことは前の手帳を見返して、
どういう手順で進めたらいいかを確認しています。
特に去年から職場用はカズンにして、
年間、月間、週間、
1日にそれぞれ書くことを分けているので、
大変役立っています。
「去年の私よありがとう!」と言いながら。
この手帳なしでは
またゼロからスタートしなければならなかったこと
ばかりですよ! ああ良かった助かったあ。
(匿名さん)
ほぼにちわ。
過去の手帳は、やっぱり会社のラックにあります。
去年の今頃はどんな仕事してたかなぁ、とか、
進み具合を見たりして
「あっ、そうそうこれもそろそろやらなくちゃ」などと
進捗状況確認の役目を担っております。
(あじすけ)
ありきたりですが、2003年からの手帳は
職場の机の引き出しに入れてあります。
去年、一昨年、一昨昨年の、それより前の
今頃は何をしていたのかが、たびたび必要になるので、
手帳は、大切な去年、一昨年の私です。
年の終わりに、付箋で
来年の私がきっと必要になるだろうと思うページに
印をつけておきます。
案の定、用があって、見返すときに、
その他のお楽しみも見直したりして、
何度も味わっています。
カバーは取り外して、背表紙に年度を
西暦と元号で記入しています。
これが、なにかと便利です。
(tsune)
会社の引き出しにしまっている方のほとんどが
過去の手帳を見返すことがあるから、という理由でした。
自分の書いた言葉にいまの自分へのヒントがある。
最初にご紹介した匿名さんの言葉に
尽きると思います。
「去年の私よ、ありがとう!」。
そう思っている方、多いはずですよ。
さて、これまではカテゴリごとにご紹介してきましたが、
カテゴリに収まらない収納方法もありました。
そういう独特な収納方法をご紹介いたします。
●そのほか
私は色々見られたくない事が書いてあるので、
過去日記と昔使っていた手帳と一緒に、
鍵付きの旅行カバンに入れてあります。
まだ、旅の途中。
これからも人生の旅の記録として
「ほぼ日手帳」を使っていきたいと思っています。
しかし、去年から育児日記として使い始めた
カズンが入らないので、どうしようか考え中です‥‥。
(よつば)
ほぼ日手帳歴3年になります。
今使っているのも終わったのもリビングに置いています。
私の「ほぼ日手帳」は「アナログなブログ」として
使っているので家族の誰が見てもOK!
まぁ娘ぐらいしか見ませんが‥‥。
一番手近な所にあるので、去年の今頃何してたか等、
すぐに見られて楽しいです。
あとアンケートとは関係ありませんが、2008年11月から
毎日愛犬を必ず描いています(チョット自慢!)。
犬日記ではありませんが、必ず登場させています。
その描き方がキャラクター化していく変化の様子を
さかのぼって見るのも楽しいです。
いつでも手近な所に置いておきたい私です。
(ペッパーのオカン)
私は手帳全部をミニトートバッグに入れて、
手の届くところに置いています。
時々全部同じ日のページを広げて比較しています。
手帳のカバーは使い終わるとはずしています。
背表紙に油性ペンで「200X年」と書いておきます。
その年の年賀状や筆記用具も一緒に入れています。
(及川さん)
及川さんの「時々全部同じ日のページを広げて比較」は
すごくおもしろいことになる気がします。
ペッパーのオカンさんのような
「アナログのブログ」という考えかたも興味深いです。
なんといっても置いてある場所がリビングですからね。
さて、3回にわけて、
いただいたメールをご紹介してきましたが
いかがでしたでしょうか。
では最後に、
「ほぼ日手帳」本体の製作に携わっている
凸版印刷の吉田さんに「ほぼ日手帳」の保存に
最適な環境をお訊きしました。
直射日光や高温多湿な場所は絶対に避ける。
これに尽きます。
日光というものは手帳の紙を黄ばませてしまいます。
長いあいだ外に貼られているようなポスターって
黄色に変色してますよね?
あのようになってしまいますので絶対にダメです。
続いて高温ですが、これは
高温の場所にずっと置いておくと
手帳の製本時に使っている糊が溶けて
剥がれやすくなってしまいます。
つまり、バラバラになる可能性があるというわけです。
ですので、高温も絶対にダメ。
そして、最後の多湿ですが、
湿度が高いところに置いておくと、
紙が波打ってしまうんです。
水分を吸う→乾燥→水分を吸う→乾燥を繰り返すことで
紙が波打ってしまいます。
直射日光と高温多湿。
この3点に気をつけて保管してくださいね。
なるほどなるほど。
「ほぼ日手帳」の大敵は日光・高温・多湿なんですね。
みなさま、この3つを避けて、「ほぼ日手帳」を
グッドコンディションで保存してくださいませ?。
それでは。