ほぼ日手帳CLUB

2006.11.20
色のプロに聞きました！（１）「ほぼ日手帳」のカバー、それぞれの色のイメージは？

「ほぼ日手帳」のカバーを選ぶ決め手として、「黄色は、なんとなく元気になる色だから」
「赤は、大人っぽい気持ちになるから」
と、色のイメージをあげてくださっている方もたくさんいらっしゃいます。
そんな、色から感じる「なんとなく」のイメージを、今回、色のプロフェッショナル、オーラソーマ・コンサルテーションパドマ・シュリーラさんにうかがってみることにしました！

「オーラソーマ」とは、上下が二層の液体に分かれたきれいな色のボトルから好きな色を選び、その色にどんな意味があるか、色のメッセージを読み取りながら、その色自体が持っているエネルギーを体や心を癒すために使っていくという、セラピーのひとつです。

「ほぼ日手帳」のカバーそれぞれの色が持つイメージは、すでにお選びいただいた方にも、まだどの色にしようか迷われている方にもきっと楽しんでいただけると思いますよ。
本日は、ナイロンカバー編からお届けします！

オーラソーマ・コンサルテーションパドマ・シュリーラさんに聞く。
「ほぼ日手帳」ナイロンカバー編
オーラソーマ・コンサルテーション パドマ・シュリーラ
「オーラソーマ」は、 1980年前半にイギリスで生まれたもので、古代エジプト、ギリシャ等で行われていたカラーヒーリングを統合させたものなんです。
色を通して、自分自身について深く理解し意識することによって、自分にとってベストな在り方をサポートします。
「ほぼ日手帳」を使われている方々に今以上に素敵で楽しい日々を過ごすための参考にしていただけたら私もうれしいです。

〈ナイロン・アクアブルー〉：（ターコイズ）
ターコイズという色は、 楽しくて自由な感じをあらわします。
また、自分にはどんな才能があるか見つけたい人に、 明晰なヴィジョンをもたらすとも言われています。
この色は自己表現能力を高め、１人から大勢の人へのコミュニケーション能力を伸ばす色なんです。
クリエイティブな方、例えば、お料理、マッサージ、メディア、マスコミ、アート関係で活躍している方、活躍されたい方などの色としていいですね。

〈ナイロン・バナナイエロー〉：（イエロー）
太陽とか収穫のイメージを強く持つ色です。
仏教徒の先生がつける袈裟はイエローですが、知的な分野で活躍する方の色ですね。
知的な明晰さを与えるので、試験勉強中の方などにおすすめの色だと思います。
幸福と喜び、また、ユーモアの色でもあるので、 笑いに満ちた楽しい日々にしたい方や自分を表現しながら輝いていきたい方にもいいと思います。

〈ナイロン・キャンディオレンジ〉:（オレンジ）
オレンジは、南国にいるような陽気さを持つ色で、また、僧侶の袈裟の色でもあり、神秘性もあらわしています。
あと、柑橘系やカロチンの色でもありますよね。
オレンジって、ファミリーレストランでもよく使われている色ですが、 社交的になりやすい色でもあるんですよ。
あと、コンビニや牛丼屋さんなんかでも、オレンジをイメージカラーにしているお店をよく見かけると思いますが、食欲を増進する色ですし、温かい人とのコミュニケーションを高める色なので、 社交的なつきあいを広めていきたい方や、楽しい予定をいれたい方にいい色です。

〈ナイロン・シャンパンゴールド〉：（ブラウン＋ゴールド）
ブラウンは土や木をあらわし、落ち着いた雰囲気を持つ色です。
精神的な安定感を持って着実に進みたい方。
ゴールドは金、黄金を表していて、自信を持って日々を豊かに過ごしたい方。
そんな２つの色のイメージを持つ、シャンパンゴールドは 安心感と豊かさを増大させる色と言えます。

〈ナイロン・グレープブルー〉：（ヴァイオレット）
紫の衣は、位の高い僧侶が身に付けていますよね。
そういう神秘的なことに閃きを持ちたい方にもいいですし、 自分の想像力、直感力を伸ばしたい方にもおすすめです。
また、癒されたい方にはとてもいい色です。
紫は変容の色とも言われていて、 変化のある毎日を送りたい方や、自分が成長していきたい方にもおすすめです。

〈ナイロン・ディープレッド〉：（ディープレッド）
エネルギッシュに行動的に活動していきたい方にとっては、 実行力と決断力を高めます。
あと、「居・食・住」の物質的なエネルギーを高めてくれます。
あと、恋愛について積極性を持つので、 シャイな人には勇気を与えてくれます。
また、疲れを感じているときの エネルギーの再充電にとくにいいと思います。
体力的に疲れている人にガソリンをいれてあげる、そんなイメージです。
革カバーの赤と同じ意味なのですが、ディープなので、この本来の赤の意味をさらに深く強くした色と考えます。

〈ナイロン・ステッチドブラック〉：（ブラック）
夜の色であったり、制服、正式なもの、式典などに使われる色なんですけれども、 独立心を勇気づけてくれる色と言われています。
黒に身を包むということは、式典など自分はきちんと参加し、その中の一員である、ということも示しているし、個人としても社会の一員であると示しているんです。
説得力があったり人にわかってもらえる色ですね。

ただ、この「ステッチドブラック」は、グレーのステッチが差し色になっていますよね。
グレーは、日陰のイメージがあります。
日差しが強いとき日陰に入るとほっとしますよね？
そういった穏やかさが入ってきていると思います。
だから、黒の中にグレーがあるというのは、かちっとした中にも 穏やかさを感じさせてくれる色です。
真っ黒よりも、緊張感を緩めてくれますよ。

ナイロンカバーをお選びのみなさま、いかがでしたでしょうか？
シュリーラさんのお話しをうかがっていると、自分が選んだ色のカバーに、そんなイメージがあったのかと、ちょっと自分を客観的に見たような気がしてさらに選んだ色に愛着を感じてきませんか。

さて、次回は、プリントカバーと革カバーの色についてご紹介します、どうぞお楽しみに！