2006.11.19
なんでもない日、おめでとうちょっと特別な日で、ちょっとホロリとする日も。

「ほぼ日手帳」をお使いのみなさまに、 「みなさまの手帳の『なんでもない日』に  何が書かれているのか、教えてください!」
と募集したところ、 とーーーっても、たくさんのメールが届いています。
※4月25日の「なんでもない日」特集は、こちらをどうぞ。
 7月19日の「なんでもない日」特集は、こちらをどうぞ。
みなさまからの投稿を読んでいると、 「いかにもダメな新入社員風の男の子が  電車のドアに頭丸ごとはさんでた」とか、 「くしゃみが止まらない1日。」とか、 「右歯がぐらぐら。」とか、 「生クリーム使いきりに情熱をかける」とか、 なんでもないことなのですが、ほんとうに面白いです。
ひきつづき、10月27日(1月1日から通算300日目)の 「あなたのなんでもない日」も たのしみにお待ちしております!
お気軽にtecho@1101.comまで教えてください。
どうぞ、よろしくおねがいいたします。

本日は、偶然にも、 募集した4月25日と7月19日が、 「なんでもない日」ではなく、 ちょっと特別な日だったという方たちをご紹介します。
それぞれの方のエピソードが、 ちょっとほろりとして、これまたいいんです!


来年から働く企業の説明会に行った!
4月25日、大事な日でした!!
来年から働く企業の説明会に行った日!!
その頃就職活動真っ盛りの私、 ノートは持たずにほぼ日手帳に 説明会の内容を記録していました。
「人間関係が基本の営業。」の部分に下線が引いてあり、 「あーそれに惹かれてここに決めたんだったっけ。」
と、ちょっと感動です。
(yama)



私の7月19日、 母からの手紙が貼ってあります。
母からの手紙が貼ってありました。
この手紙は実家に届いた イギリスに留学した高校の友達からの手紙を 私が今、住んでいるアパートに送ってくれた時に 添えられていたものです。
手紙の内容は友達を大切に、とのことでした。
母に「友達を大切に」なんて言われたのはそのときが 初めてで、一人暮らしの部屋でワンワン泣きました。
この言葉はずっと大切にしていきたいと 今、読み返しても思います。
私の7月19日はそんな日でした。
(仁美)



たかが半年、されど半年。
4月25日のページを開くと、 びっしりと書いてありました。
このころは主人の自営の仕事(特に親との関係)が うまくいっておらず、毎日主人が帰ってきては 「親方とうまくいかない」とか 「母親とうまくいかない」という愚痴を聞いていました。
頑張っても報われなくて、 私もどうしていいかわからず ただ手帳に書き記していました。

今は主人の愚痴不足も無く、平穏に過ごしています。
この頃の問題が解決して良かったなーと 歓心しています。
たかが半年、されど半年、 もうすぐ今年も終わりますがわりと 平穏な中にいろいろあった年でした。
もう一度手帳を読み返してみたいと思います。
(ohki)



人生初めての出産を経験した日でした。
2006年7月19日は なんでもない日ではありませんでした。
人生初めての出産を経験した日です。
予定日よりも3週間早く、 超難産で本当に大変な思いをした一日でした。
今は毎日子供のお世話で あっという間に過ぎていく日々を過ごしていますが、 この寝不足で、自分の時間もほとんど無い、 大変で幸せな毎日がこの日からスタートしたんだなぁ、 としみじみ。
2006年の200日目とは知らなかったけれど、 何だかいいことを教えていただいたような、 得した気分です。
(ちょび)



デザイナー人生始まりの日。
私のなんでもない日 2006年7月19日は、 転職して2日目の出勤日でした。

学校を出て、フリーターから一念発起して、 なんとかデザイナーとして就職。
そんな日でした。
デザイナー人生始まりの日とでもいえましょうか。
あれから約4ヶ月もたったのかと、 驚いてしまいました。
きりよく200日目だったのですね。
(H,saizo)



「あ〜、今日で2人きりの生活もおしまいか‥‥」
今年3/30に2人目の子供が生まれました。
これに合わせて1ヶ月の育児休暇を取っていました。
その育児休暇の最後の日が4月25日だったのです。

その1ヶ月の間、 上の子供と私と2人で生活していました。
生まれた子と母親は 実家に行ってしまっていたわけなんですが 家事に慣れぬ私と2人きりにされながらも、 甘えん坊だったはずの上の子が寂しい顔も見せず、 毎日バタバタしながらも 初めての2人きりの生活していたのを思い出しました。

家事にも慣れぬせいか、 保育園の送り迎えや子供を食べさせるのが 精一杯で、自分が食事する時間も取れず 10kg近く痩せてしまうほどでしたが 子供と密着しつづけることができた貴重な体験でした。
それまでも、ちゃんと見ているつもりだったのですが、 「あ〜、今までも  普段はこうやってこの子は過ごしていたのか」
という新しい発見も多く、 子供の成長に驚かされる毎日でした。

大変な生活ではあったのですが、 4月25日を迎えた日には 「あ〜、今日で2人きりの生活もおしまいか‥‥」
と上の子と2人で生活した1ヶ月を 手帳を見ながら振り返っていました。
(sekita)



ダンナと母の誕生日でした。が‥‥
4月25日 私のダンナの誕生日(39歳)!!

7月19日 私の母親の誕生日(62歳)!!

なんですよ。
で、そのページを見てみました。
が‥‥ 何も書いてませんでした。

せめて、「コージBirthday」ぐらい、 書いてあってもいいものなのに‥‥。
きっと、忙しくて、書く余裕がなかったんでしょう!
と、いうことにしておきます。
(とここ)


最後にご紹介した「とここ」さんは、 偶然にも、4月25日と7月19日が 両日ともご家族の誕生日で、 なんでもない日ではなかったようですが、 手帳には、とくに何も書かれていなかったというのは、 「うん、そういうもんだよね」と共感できて、 笑ってしまいました。

あらためて、今回ご紹介したメールを読みながら、 なんでもない日の積み重ねでできている毎日って 面白くて、なんだかいいものだなあと思いました。

まだまだたくさん「あなたのなんでもない日」が 届いておりますので、 今週中に、またこの特集をお届けする予定です。
次回もどうぞ、おたのしみに!


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