ほぼ日手帳CLUB

2006.12.09
乗組員の手帳を公開します。＜永田ソフト＆べっかむ３　＞

ほそぼそとお送りしておりますほぼ日乗組員の手帳シリーズ。
メールでみなさまからお送りいただくすてきな手帳にくらべてちょっと地味だったりもするのですが箸休め的にお楽しみいただければ幸いです。

本日ご紹介させていだくのは似たような手帳の使い方をしている方はいるかな？　いないかも？　という二人です。
まずは、「おれは今年、手帳をすごく活用している！！」ときっぱりと言い切る永田ソフトの手帳。

●「ほぼ日手帳」がないと　「言いまつがい」はできません。
こんにちは。「ほぼ日」の永田です。
今年、ぼくが編み出したのは、年間予定表の自分なりの活用法です。
まあ、こちらをご覧ください。

びっしりと書き込まれたおかしな文字列が何かというと、毎日連載している「言いまつがい」の細かいジャンルなんです。

先日、『金の言いまつがいと『銀の言いまつがい』として書籍化もされた「言いまつがい」のページは、１年を通して休むことなく毎日更新されているコンテンツなんですが、ただ単に毎日更新されているわけではなくて、「今日は『固有名詞』の言いまつがい」、「今日は『Ｒ指定』の言いまつがい」というようにその日によって特集項目があるんですね。

で、ぼくは１週間分の「言いまつがい」をまとめて制作するのですが、ひとりで集中してやる作業なので、昼食をとったあと、馴染みの喫茶店なんかで作業を進めることが多いんです。
そのとき、それまでのコンテンツの流れが手帳で一覧できるとすごく便利なんです。

「『子ども』の言いまつがいは先週やったから、　今週は『珍解答』にしようかな」とか、「先週の金曜日は『暗黒編』だったから　今週は『Ｒ指定』か」とか、ひと目で把握することができるんですよ。

さらに、三色ボールペンで１週間ごとに色分けして書き込んでおけば、視認性がぐーんと高まります。
もちろん、書いた原稿を開いて調べたり、屋外からネットに接続して実際のページを調べればそれまでのローテーションはわかるのですが、なにしろ、手間がまったく違いますし、「開けばひと目でわかる」って強いんですよね。

ですから、「毎日の決まり事」がある人は、ぜひこの年間予定表の活用をおすすめします。
「なにを着たか」とか「なにを食べたか」とか、デイリーページに書き込むのもいいですけど、「ローテーションや流れ、推移を把握したい」
というときは、年間予定表が本当に便利です。

とりわけ、「毎日連載しているものがあって、　ネタがかぶらないようにしたい」
という人にとっては最適なんですけど、なかなかそういう人はいないようで‥‥。
ま、参考のひとつにしてくださいませ。

永田ソフト
毎日やっていることを一覧で見るには年間インデックスは最適ですよね！
と、申し上げつつ、ええと、もう少し参考になりそうな手帳もひとつ。
「やさしいタオル」や「ブタフィーヌさん」を担当するべっかむ３です。

●びっしりの日も真っ白の日もあります。
時間があるときは「よし、書くぞ！」って思って、書いているうちに凝り出して、気がつけば、「びっしり！」のページに。
ただ、ちょっと忙しくなってくると、「そんなに凝って書いてる場合じゃない！」と、とたんになんにも書いてなくて「真っ白」に。
案外、ムラがあるんですかね～。

しっかり書いている日は左側にその日のスケジュールと睡眠時間でしょ、右側にそのときおこったエピソードを絵で描いたりもしています。

日記的なことを書いている日もあれば覚え書きのこともあるし、ミーティングのメモだったり、休日はテレビで見ておもしろかった話だったり。
書いてあるページは読み返して楽しんでいるんです。
そのためにも絵を入れたりしています。
とってもオーソドックスな使い方かな、と思っているので同じように使っている人もいるかもしれませんね。

ただ‥‥忙しい日が続くとなかなか凝って書けないので、徐々に白いページがふえちゃって。
またのんびりとした日は、うれしくなって、ぎっしり書いて、すぐ次の日は、慌ただしくなって何も書いていない。
あとで手帳を見返すと、この頃は忙しかったな、とかリラックスしてたなとかがすぐ思い出せるんです。
「びっしり」と「ぽっかり」の、そんな好対照なページが隣合わせの見開きであったりするのがぼくらしい手帳かもしれないです（笑）。

べっかむ３
なにを書いても、大丈夫！
真っ白なページがあっても、大丈夫！
なにか特別な使い方をしていなくては、と考えなくても、大丈夫！
それが「ほぼ日手帳」です。
なんと言っても、ほぼ日乗組員がこのように、自由に使っているのですから！
（そんなにいばることでもありませんが‥‥）

みなさまの手帳の使い方や「ほぼ日手帳」にまつわるエピソードなどもまだまだお待ちしてます。
ぜひこちらをご覧の上、送ってくださいね。