マーコさんご自身の話でいうと、 お家に猫が3匹やってきましたよね。 |
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そうなの! |
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あの子たちが来るまでの間は それなりにいろいろあったと お聞きしていて。 それは全部、 手相に相談してたりしたんですか、 ご自分でも。 |
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そうね、まず、猫がいない時期は、 時々手を見て、あーって思ってました。 |
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不安様が出てきていた? |
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不安様が出てきてましたね。 何かやっぱりすごい緊張してるし、 自分がかわいそうだと思ってました。 かわいそーって。 |
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ああ。 |
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3匹の猫が去年6月に来てくれたんですけど、 それがわたしの大転機。 かわいそうだった私が、猫3匹来て、 もうすっごい元気になっちゃって、 ものすごい幸せになれたんですよ。 猫が来る手前っていうのは、 ものすごい頭痛で、 肩凝りとかひどくて、 病院でお薬貰っても 普通の鎮痛剤じゃ効かなくて、 筋弛緩剤まで処方されちゃったっていうぐらい 調子が悪かったんですよ。 でもお客様入ってる、 取材が1ヶ月もあった。 休めない。 それで頭痛に悩んでいたのに、 猫が来てから、心がいつも愛おしくてかわいくて、 もうほぐれてほぐれて、 薬飲まなくてもよくなった。 いつも上機嫌。 猫がいると、心がすごく柔らかくなるから、 凝りもすごく緩んだんですよ。 |
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それで、そのことって、 マーコさんの手には 出てたんですか? 猫が来るタイミングとか。 |
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え? |
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転機の線は? |
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探せば出てたかもしれないね(笑)。 |
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全員 | (笑)。 |
自分のことは! |
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自分のことは、だって、 はっきりしてんだもの。 猫が必要って、 わかっていたんだもの。 手のひらを探す必要がなかった。 じゃあなぜ早く猫と暮らさなかったのかというと 自分の年齢のことや 長くおたがい生きられたとしても あんなに悲しい別れをまたするのかということで 迷いがあったのね。 だから「いつになるのかしら」 とは思っていなかったんです。 それが、ほんとうに偶然のようなきっかけで、 猫がうちに来ることになった。 そういういきさつなんです。 |
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そうでしたか。 というのは、ぼく、1年前ちょっと前、 マーコさんにお目にかかったとき、 引っ越しなさいっておっしゃったんですよ。 |
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ああ、はい、はい。 |
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あれは出てたんです‥‥よね。 |
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あれははっきり出てましたね。 |
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引っ越し線(笑)?! |
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引っ越し線として出てたのかどうかは分からないけど、 これは引っ越して状況変えないとって。 |
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でも自分の中で引っ越しっていう アイデアはなかったんですよ。 けれどもあまりに強く、 すごく強くおっしゃったんですよ。 1月の半ばぐらいに見てもらったら、 誕生日、いつ? 3月? そこまでに決めなさいって。 |
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線として、相として出てるっていうふうに 読み取る場合と、 感じるのを読み取るのと、 ちょっと違うんですね。 |
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そこは‥‥説明することは‥‥? |
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うーん、そこは無理かな。 本にも書きようがない、 お話ししようのない部分です。 熟練ていうか、 それこそ自分の経験値なんだと思います。 いっぱいいろんなことを同時にインプットして、 あ、もうすぐ引っ越しだって思うんだろうけど、 それを3ページで解説しなさいとか言われても、 ちょっと無理。 でも一所懸命やってますよ、 「anan」も「ほぼ日」も! |
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もちろんです、もちろんです。 |
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読めばいろんなことが、 コツがつかめるように書いてあります。 そうだな、たとえば‥‥、 あちらの彼女の手を 観させてもらってもいい? |
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(写真を撮っていたので驚いて) わたしですか? |
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ぜひサンプルに。 |
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どうもありがとう。 (手を観て)うん。 これは、美術系の手! じっくり考えて、手先が器用で 細かいことを丁寧に作ることが大好きな 手のかたち。 それから爪にへこみがあるでしょ。 |
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あ、ほんと、へこみ、よくできるんです、私。 |
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人知れず悩んだってことなの。 こんな自分は嫌とか、 このままでいいんだろうかとかって、 この3ヶ月ぐらい前にちょっと悩んだ。 そのあと、このへこみを覆うように 半月がたくさん出ているのは、 自分の中で、ぴしぴし、もっとがんばれ、 もっとがんばれ、あんなへこたれてんじゃない、私、 って自分にすごいはっぱをかけた。 そういうことが ここから読み取れるわけです。 |
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すごーい。 |
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爪だけでそんなに。 |
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へぇー。 |
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たとえば今、手の甲側で 爪と色とへこみを観ただけでも いろんなことが伝わるよね。 で、手のひらを観ましょう。 |
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(つづきます) | |
2012-04-09-MON |