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第３回
これは、いける！本にしよう！
こうなったら先ずは糸井さんに打診だ！
以下は、「ほぼ日」そして「８０代〜」との
運命の出会いの翌日、
私が緊張しつつも勢い込んで糸井さんに送った、
記念すべき（？）初めてのメールです。
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糸井重里さま
初めてメールを差し上げます。
私は、世界文化社という出版社のCULTURE編集部にいる
丸井と申します。
実は白状しますと、この「ほぼ日」HPを見つけたのは
昨日の午後です。
こんなに面白いページがあることを知らなかったなんて！
大変失礼いたしました。
でも、みつけられて幸運でした。
さて、そんな新参者の私が
矢も楯もたまらずメールを差し上げたのは、
連載中の「80代からのインターネット入門」を拝見し、
その面白さに惹かれ、もしご予定がなければ、
将来的に１冊の本にまとめさせていただけないか、
と考えたからです。
こんなに楽しい連載で、かつバックナンバーを拝見しても
相当数のアクセスがある超人気コーナーのようなので、
すでに本にまとめるお話が
進んでいらっしゃるかもしれないとは思ったのですが、
もし具体的なご予定がなければ、
お考えいただけないでしょうか。
取り急ぎ、お伺いしたくて、メールを差し上げました。
本来ならば、
きちんとお手紙を差し上げるべきところですが、
せっかくの「インターネット入門」ですので、
メールでのお手紙を選ばせていただきました。
お忙しいところを恐縮ですが、
連載の書籍化のお話の有無だけでも
お知らせいただけると、大変ありがたいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
世界文化社 まるいふみこ
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勢いよく送信ボタンをクリックしたまではよかったけれど、
不安は後から襲ってきました。
「やっぱりメールでは失礼だったのではないだろうか？」
「糸井さんはお返事をくださるだろうか？」
「お忙しい糸井さんのこと、お返事をくださったとしても
１週間位はかかるかも知れない」
「それも、いい返事とは限らないし」
「・・・」
果たして、糸井さんからの返信メールは、
なんと翌日に届いたのでした。
『豆炭とパソコン』
糸井重里著
1400円
世界文化社
ISBN: 4-418-00520-X
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