風薫る‥‥って、誰が言い出したんでしょうね?
誰か分からない緩さが、いいですね。
紅の薔薇の芽も、柔らかい萌黄の芽も
薫る風に揺れる季節、五月も半分過ぎました。
久しぶりに野村真季ちゃんと
(テレ朝アナウンサーの)
お茶をしつつ長話をしつつ、
京都みやげのお菓子をいただきました。
宝泉堂というお店の『賀茂葵』というお菓子です。
大納言小豆の粒餡をひとひらの葵の葉の形にして
砂糖で包んである、そこはかとなく上品な和菓子です。
「石衣(いしごろも)というお菓子に似てる」と
和菓子好きの母は喜びましたが
(洋菓子も同じくらい好きです‥‥)、
ハッカ飴の表面の砂糖で包んである感じとも似てるような。
いただいたお菓子をたよりに、
行ったことのないお店を
いつか訪ねるのも楽しみですよね。
鴨川添いの道なども緑が溢れて、良い風情でしょうね。
遠くはないのに、なかなか足を運べないものですが、
住んでらっしゃる方、
療養なさってる方にも
良い時間が流れますよう祈りつつ‥‥。
だけど、友達‥‥って、静かに大切な存在ですね。
何を話すでもなく、コーヒーカップを両手で包みながら
窓の外を見て過ごすだけで。
何年後、何十年後もこんなふうにしてるかな、
していられたらいいな‥‥と思いながら、
ゆっくり動く雲を眺めてました。
久しぶりに行ってみたパークハイアットのラウンジで、
“おこっぺアイス(ミルク味のアイスクリーム)”を
半分こしました。
美味しかった♪
歳とっても覚えてるかも。
わたなべ まり
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