中秋の名月が、新月になって、
少しづつ、また満ちていきますね。
季節の話も、着物の柄も先取るのが基本とは
言いますけれど、
たまには振り返りながらも、いいかな‥‥と。
10月11日が新月で、
次の満月は10月26日とか。
三日月は10月19日と11月1日。
新月から満月に、
満月が少しづつ欠けて新月に‥‥‥‥
幾度となく繰り返される満ち欠けですが、
黄色く大きい満月や、
針みたいに細く白い三日月を空にみつける度に、
吸い込まれるように見入ってしまうのは
きっと、幾つになっても
もしかしたら、誰しも
変わらないんでしょうね。
次の満月の頃、どんなところで、
どんな想いでいるのかな‥‥と思ったりするのも
おんなじなんでしょうね、いつの世も。
そういえば、この歳になって
中秋の名月が満月とは限らないことを知りました。
‥‥‥‥月と地球の公転軌道の関係で、
新月から満月までの日数が15日とは限らないため
朔(もちづき)を1日、満月を15日とした
人の決めた暦と月の満ち欠けが少しずつズレるとか。
今年は中秋の名月より2日遅れて満月でしたけれど、
来年から3年は、1日早く満月になるそうです。
中秋の名月の日が満月と重なるのは、2011年で、
それから3年、2013年までは中秋の名月=満月
だそうです。
どこでどんなふうに見ているのでしょうね。
平和だと、いいですね。
月の菓子と言えば、「萩の月」でしょうか。
有名すぎますか。
でも、銘菓コーナーって、なんであんなに
楽しいんでしょうね〜〜♪
図書館、美術館についで時を忘れます。
京都の八つ橋、小布施の栗菓子、
(伊勢の赤福と書きたかったゾ‥‥)
羽二重餅や草加煎餅、雷おこし、笹団子、
バター飴、カステラ、安倍川餅。
いつか仕事を離れたら、のんびり運転しながら
いろんな路地を巡って、休んでは本を読み、
菓子屋に立ち寄っては土地ならではの菓子など
いただく ── なんて日々が来たら至福ですね。
高速のインター立ち寄りだけでも
相当、たのしいでしょうね。
次の満月、どこでどんなふうにしてるか以上に
10年後、生きてたら20年後の中秋の満月の日、
どこで月を見上げてるのでしょうね。
でも、ここで細々、書いてたら
こわいですよね。すごいけど。
今宵も綺麗な月でありますよう‥‥
わたなべ まり
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