全く季節に関係なく、
いつでも冷蔵庫や戸棚にあればいいな~と
思う菓子もありますよね。
常備しておくと食べちゃうので、
自腹の買い溜めは避けてるものの、
たまたま差し入れとかでいただくと
すごく気分が上がる菓子。
ただ、コンビニ菓子ほど手軽じゃない分、
なかなか差し入れでも巡ってはこない菓子。
こんなのとか、あんなのを差し入れてほしいなぁ~とは、
やっぱり言い出せないものですし。
(そういえば小さい頃、お中元やお歳暮に
味噌や油ばかり届くのに幻滅して
《今、思うと失礼でもったいない話ですが》
「カロピスをおくってください」
(←多分、カルピスの意味)と、折り紙に書いて
何とか出そうとしたのを母に見つかり、
制止された微かな記憶があります‥‥
無茶だけど純粋でした。
しかし、今だにカルピスはおいしいですよねぇ。)
例えば、ベルンのミルフィユとかあると、
すごく嬉しいわけです。
何年くらい前からある菓子なのかよく知らないけれど、
気づいたらもうあって、気づいたらとても好きだった、
懐かしさにも近い感覚です。
そういえば、ナボナも時々置いてあると嬉しくなる、
言わずと知れたお菓子のホームラン王です。
いや‥‥もう、このフレーズ、
10代か20代くらいの方には
通じなかったりするんでしょうか?
季節の限定は今、苺と抹茶だそうです。
まだ食べてないので何とも言えないのですが、
ナボナのふわふわ感とボリュームは得がたいですよね。
思わず、ミルフィユやナボナがある──
そんな“期せずして”的状況に、
特に根気の要る仕事の時なんかに
巡り会うと、用意しいただいてたり、
自分で買ったりするより
断然、美味しく感じるのは不思議なような、
ごく自然なような。
今日も控室の扉を開けて、どんな菓子があるか
最も楽しみな瞬間です。
もう、桜が咲きますね。
わたなべ まり |