２０１０年も、もう残りわずか、
今年もこのページを愛読してくださった方、
時々のぞいてくださった方、
たまにちょこっと立ち寄ってくださった方も
本当にありがとうございました。

一年の最後に何を書こうかな～と迷っていたら、
素晴らしく美味しいお酒に出会いました‥‥。
もちろん、ここは菓子の欄ですし、
１２年たゆまず菓子についてのみ書いてきています。
（自分でもビックリしつつ、
　お付き合いいただき感謝です。）
ただ、来年の正月番組の中で「大酒呑み」と
たけし師匠に言われているわたくしとしては
酒と菓子は切っても切れない
最もおいしい組合せだということは
身をもって確かなのです。

酒呑みの（自覚はありませんが、
客観的にはそうらしい）私が
この年末、初めて味わったのは
チョコレートマティーニでした。
チョコとマティーニ‥‥夢の組合せです。
霜月、師走と結構はたらいた労いに♪
と自分に奮発してみた
六本木のリッツカールトンのザ・ロビーラウンジ＆バーで
メニューにチョコレートのお酒があまりに豊富で
目移りしそうなのに、まず驚きました。
チョコレート関係のカクテルが１ページ、ありました。
45Fからの夜景も確かに綺麗ですが、
こういう時は俄然、メニューの豊かさ、
よりどりみどりな嬉しさに勝る幸せはないですよね。

お薦めのチョコレートマティーニを頼んだら、
グラスにチョコレートで
“HAPPY  X'mas　”と
書いてあって、感涙しそうでした。
おいしさも然ることながら、同じサービス業として、
こういう気遣いというか、
さり気ない心配りは嬉しいものですよね。
いつだったか、スターバックスで
カップにラテのマークの横に
“おつかれさまです！”と書いてあったり、
モスバーガーでポテトを包んであるペーパーに
“いつも見てます！”と書いてあったりすると、
じ～んとしつつ、私もこんなふうな
体温の伝え方を出来るようになろう‥‥
と思ったものです。

チョコレートマティーニ、夢のようにおいしかったです。
家ではチョコレートをつまみつつ、
お酒を飲む（ほぼ）毎日ですが、
お酒と菓子が一緒になっていて
シェークみたいなんだけど、
確実にアルコールで、
何口か飲むとふわっとする感じが素敵でした。

何とか伝えたくて写真に撮ろうと
暗いラウンジの片隅で頑張ったのですが、
どうにも無理でした‥‥。
ので、チョコレート万歳！　ということで、
濃厚なチョコレートケーキの写真を。

ジャン・ポール・エヴァンの生ケーキも、
ラ・メゾン・ド・ショコラのエクレアも、
落ち込んだ時にちょこちょこ食べたりして
今年もお世話になりました。
２０１１年が平和な良い年になりますよう祈りつつ、
みなさまも、どうか良いお年を。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わたなべ　まり