ちょっと前の「今日のダーリン」に、
「いま、猫を飼おうかどうしようか考えている
田中さんちのおとうさんへ。
『家に犬がいたり、猫がいたりすること』について。」
という日がありました。
読まれた方は、ちらっと思い出していただければ。
読んでいらっしゃらない方には‥‥少し説明すると、
子猫を飼おうか迷っている田中さんのおとうさんに対して
ダーリンイトイさんが、犬や猫と暮らすことについて
シンプルにストレートに話している感じのコラムでした。
（‥‥タイトルのまんまですね。すみません。
詳しくは、こちらを。）
田中さんのおとうさんが飼おうか迷っていたのは
わたくし、マリーのうちで生まれた子猫でした。
ひょんなことから一緒に暮らすことになった
犬や猫たちがうちにはいます。
軒先で子猫を生んだ母猫が
育児を放棄してしまった‥‥とか、
母のヘルパーさんが家の前で
瀕死の子猫を見つけたとか
（動物病院で手当してもらって、
九死に一生を得ました！）、
時々、取材依頼をいただいたりするネコもいたりして、
なんのかんのと毎日にぎやかです。
３月３１日には、不思議な縁で授かった子どもたちも
５匹全員無事に生まれ、
目があいた！ ウンチした！ 離乳食、食べた！ と
いちいちホッとしたり、ウルッとしたりしているうちに、
それぞれの家族を決める時期になりました。
親しい知り合いや友達に聞いてみていたところ、
幸せなことに５匹とも、
とても優しい家族に巡り会うことができました。
わたしがネコだったら、このうち（我が家）よりも
絶対にそっち行くな～と
掛け値なく思ってしまう素敵な家庭で、
それぞれよく考えてくださった上で
家族になることになりました。
田中さんのおとうさんも、
ご家族のこと、暮らしのこと、
子猫のこと、いろいろ考えた上で決めてくださったこと、
感謝しています。この場をお借りして、心から‥‥。
どうか、田中さんのおうちに
この子が小さな幸せをたずさえて行ってくれますように、
いつも祈っています。
犬派？ 猫派？ なんて聞かれることもありますが、
どっちかを無理に選んで答えたら
確実に嘘になってしまう質問と言えるくらい、
どっちも可愛く、いとしく。
というか、暮らしてると
区別自体なくなってきちゃうものですよね。
うちにいっぱい実物がいるので、
ネコのお菓子を買ったり
取り寄せたりすることはあんまり無いのですが、
いろんなところで愛情を注ぎつつ、
注がれつつともに暮らしている
人と動物たちが幸せでありますように、
人側の勝手で命を左右される動物たちが
いない世界になりますように、
災害などで離ればなれになってしまっている暮らしが
早く戻りますように、
そんな祈りをこめて、菓子を集めてみました。
沖縄に続いて、もうすぐ梅雨明けですね。
どうか、良い初夏を。
わたなべ まり
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