秋、来たり‥‥
つきたての大きな豆大福。

気がつくと、すっかり秋に包まれているここ数日。
きのうあたりから、
金木犀の香りもほのかに漂ってきました。

木の葉の色も、大気の温度も、街中の装いも
しっとりと落ち着いてくるなかで、
おいしいものは俄然、増えてくる素敵な季節ですよね。
栗とか、
イモとか、
かぼちゃとか、
毎年たのしみで、
毎年飽きることなく食べては肥え‥‥を繰り返す
甘やかな季節。

そんな楽しい季節の先駆けに
ふっくら大きな豆大福を見つけました。

といっても、どのくらい大きいのか
写真では分かりにくいので、
ちょこっと横に普通サイズのを置いてみました。

う〜ん、おいしそう♪
こういう写真でも、ほんわか幸せを感じてしまうワタシは
かなり自分でも手軽な性格だな〜とは自覚します。

どうも、わたしのこの菓子好きは
家系をたどっていくと、
母方の祖母と父方の祖父から来ているようで、
孫のわたしの所で二つの流れが合流したみたいに
勢いが増したといいますか、
度合いが二乗になったといいますか、
ものすごく顕著になったわけです。
恐るべし、家族歴。
なんかのイタズラで、
どちらの遺伝子がもっと強く出てたら、
顔がちょっと違ってたとか
性格が穏やかになってたとか、
いろいろ今と変わった一面も現れてたかもしれませんが、
どっちに転んでも菓子好きだけは
変わってなかったんだろうなぁ〜
と実感する40代半ばです。
そんな菓子好きという一面も、
ダーリンイトイさんに指摘していただくまでは
全く自覚すらなかったので、
恩に着るといえば着るような。

これは、おまけです。
あ、この部屋へのおまけという名目のもと、
要は自分へのおまけでつい買ってしまった、
隣りに置いてあった“あんころ餅”です。
つきたてのお餅が売りの店らしく、
時々行くスーパーに
一週間の催し物として出店してました。
(本店は大田区にある模様。)

お米もお餅もおいしくなる時期、
どうかよい実りの秋を。

 

わたなべ まり

穂寿庵
東京都大田区南六郷2-19-4
2011-10-05-WED