梅雨に、サレはいかがでしょうか。
ここ数年、サレ(塩味)流行りじゃないですか‥‥?
ケークサレとか、キャラメルサレとか、シュクレサレとか。
ストレートな日本語でも、“塩”大福なんて、
気づけば、すでに通常商品となってる気配です。
えーと、
この、ちんまりした部屋にときどき来てくださる方は
もうご存じかと思うのですが、
世の中の流行りとか売れ線とかは、ほぼ関係なく
勝手に綴り続けて10数年。
お察しの通り、サレが流行ってるから!
というタイムリーな話題ではなくて、
単純に小さい頃から大好きなゴーフルに
サレが加わったのをネットで見つけてしまったのですね。
そうなのです。。。
ゴーフルは、永遠ですよね。
なんで、あんなにおいしいんでしょう。
わたくしごとですが、
母方の祖父の好物だったというゴーフルは、
孫娘のわたしにとっても、常備とまではいかないまでも、
なかなかに欠かせない菓子のひとつなのです。
もともと子どもの頃に食べてたのは、
確かバニラとチョコレートと
ストロベリーのクリームがうっすらはさまった
3色入りの缶でした。
あ、そういえば先日、復刻版を見つけました。
ゴーフル発祥には関東説と関西説があるとか。
それくらい歴史があり、
伝統を受け継いでいるということですよね、
大雑把な言い方をすると。
どちらの説でも、
昭和ひと桁に誕生した菓子だということですから。
神戸風月堂、上野風月堂、東京風月堂が
今も変わらずゴーフルを守り続けていると聞きます。
そんな中で、最近はいろんな派生も見せているわけですね。
例えば、ゴーフル・オ・グーテ。
紅茶、抹茶、コーヒーの
3種類のクリームをはさんだゴーフルだそうです。
ちなみに「グーテ」は、フランス語で
「les gouters」
おやつとか、おやつを楽しむという意味だとか。
ちなみに冒頭の「サレ」はフランス語で「sale」で
塩っぽい、とか塩味。
(塩そのものは「sel(セル)」、
聞いたところによると。)
話を戻しますと、
サレというのは、何といいますか、例えると
小豆から餡を炊いたときに、
最後にちょっと足す塩ってことでしょう?
(例えじゃなくて塩そのものの話ですね、これ)
じゃあ、お店でお汁粉を頼んだ時に、
一緒に小さいお皿で出てくる紫蘇の実とか。
えーと、味噌ラーメンにちょこっとしのばせる酢とか。
だんだん遠くなってる気はしますが、
入れることによって味がシマる、
または濃くなる感じな存在、ですよね?
合ってますかね‥‥?
ゴーフルサレも、
お? なんかいつもより濃いな、という感じです。
とにかく
パッケージも可愛いです。
贈り物には可愛い上にお手頃で、流行りでもあるので
俄然よいのではないかな〜♪
なんて思ってます。
ふたたび話をもっと冒頭に巻き戻して、梅雨ですが、
今年は6月は雨が少なくて、7月には本降りとか。
雨のなか出掛けるのは億劫だけれど、
草木が活き活きしてるのを見ると、
梅雨もいいなぁなんて思うこの頃。
素敵なレイニーシーズンを。
わたなべ まり
追伸:というほどでもないですが、
ゴーフルを冷蔵庫で冷やすと、
クリームの部分だけひんやりして、特にこの時期、
おいしい気がします♪ |