Merry Christmas!
ということは、あと1週間で
今年も終わりですね。
は、はやい‥‥。
12月に入ると、時間が加速して
束になって飛んでくような気分になるのは
気のせいでしょうか?
いや‥‥‥‥
もしかしたら実際、時の進み方が
うっすら早くなってるかもしれないですよね、
人類が気づいてないだけで。
そんなわけないとわかりつつも、
年末の掃除やら、仕事仕舞いやら、正月の仕度やら、
あわあわしてるうちに
2017年も暮れていきそうです。
されど、クリスマス。
今年は、こんなクリスマスケーキがありました。
可愛くないですか?
正確にはケーキというより、クッキーなのですけどね、
全体的に。
「こぐまのおうち」とタイトルがついてて、
「いらっしゃい。入る?」みたいな風情で
こぐまが立ってます。
こぐまが、ちょっとめかしこんだ感じの
いい表情でドア横に立ってるんですよね。
飾っておくには、抜群に可愛いな〜、と。
ただ、食べる段になると難しいかな〜、とも。
アップで正面から見ても、
かなりディテールにこだわって作られていて
ながく取って置きたくなります。
そういえば、
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家って
憧れませんでしたか?
全部、家がお菓子で出来ていて、
食べられるなんて‥‥!
魔法使いに何とか掛け合って、
この家だけ譲り受ける方法はないのだろうか?
と、考えたりしたのを覚えてます。
あと、幼稚園の頃、
「大きくなったら、何になりたいですか?」
と、先生に聞かれると、
「お菓子屋さん!」
と答えてた子も多かったような記憶が。
わたしも一度、「かしや」と書いた気がします。
もうちょっと大きくなると、
売り物は食べちゃダメだよね、
なんて現実が見えてきますけど、
お菓子が好き。
だから、お菓子屋さんになりたい。
お菓子の家なんて最高。
という、あの1本、わけもなく筋の通ったストレートさが
今となっては懐かしい気もします。
だからなのでしょうか、
遠く記憶の底に眠っているお菓子の家が
こんなふうに実在すると
どうしても惹きつけられるのかもしれません。
と、いっても
実はこれ、組み立て式なんですよね。
ほぼ日の武井さん、ありがとうございました!
正直、わたしはものすごく苦手で
(家庭科は5段階で2だったので)
こういうのをうまく完成させたことがありません。
あ、これは図工かな?
うーん‥‥美術・工作は好きだったんですよね。
まぁ、どちらにしろ、
このお菓子の家は無理だったと自覚してます。
そんなわけで、
お菓子の家への憧れは消えないけれど、
来年からは、
組み立てないクリスマスケーキにしようと
自省をこめて学んだ次第です。
この缶は、もちろん組み立てないバージョンです。
のほほんとしたトナカイたちの面差しに惹かれて
開けてみると、
トナカイのクッキーと、
雪だるまや靴下柄のマシュマロが
あふれ出てきます。
クリスマスは、こういう明るさがいいですねぇ。
なんて、いいながら、
とにかくファミリーシーズンで、
街もイルミネーションでキラキラしてて、
デートしてるカップルにたくさんすれ違って。
独身が長かった身としては
そんなクリスマスにちょっと疲れたり、
食傷気味になったりする感覚も、
どこかにまだあるような。
なんていうか、
湯あたりするような、あの具合に近い
クリスマスあたりとでも
いいたくなる感覚でしょうか。
でも、
一周まわって考えてみると、
クリスマス自体に罪はないですものねぇ。
一年の一番最後に、
こののほほんとしたトナカイの表情みたいに
あったかい気持ちで今年という時間に
感謝できたら‥‥。
何よりも、この部屋に
今年もおつき合いいただいたことに
心からの感謝をこめて、
来年も皆さまにとって、
どうか幸せな年になりますように。
わたなべ まり
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