Merry Christmas!
ということは、あと1週間で
今年も終わりですね。
は、はやい‥‥。
12月に入ると、時間が加速して
束になって飛んでくような気分になるのは
気のせいでしょうか?
いや‥‥‥‥
もしかしたら実際、時の進み方が
うっすら早くなってるかもしれないですよね、
人類が気づいてないだけで。
そんなわけないとわかりつつも、
年末の掃除やら、仕事仕舞いやら、正月の仕度やら、
あわあわしてるうちに
2017年も暮れていきそうです。
されど、クリスマス。
今年は、こんなクリスマスケーキがありました。
![](IMAGES/20171223/11_DSCF8127.jpg)
可愛くないですか?
正確にはケーキというより、クッキーなのですけどね、
全体的に。
「こぐまのおうち」とタイトルがついてて、
「いらっしゃい。入る?」みたいな風情で
こぐまが立ってます。
![](IMAGES/20171223/10_DSCF8126.jpg)
こぐまが、ちょっとめかしこんだ感じの
いい表情でドア横に立ってるんですよね。
飾っておくには、抜群に可愛いな〜、と。
ただ、食べる段になると難しいかな〜、とも。
![](IMAGES/20171223/9_DSCF8124.jpg)
アップで正面から見ても、
かなりディテールにこだわって作られていて
ながく取って置きたくなります。
そういえば、
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家って
憧れませんでしたか?
全部、家がお菓子で出来ていて、
食べられるなんて‥‥!
魔法使いに何とか掛け合って、
この家だけ譲り受ける方法はないのだろうか?
と、考えたりしたのを覚えてます。
あと、幼稚園の頃、
「大きくなったら、何になりたいですか?」
と、先生に聞かれると、
「お菓子屋さん!」
と答えてた子も多かったような記憶が。
わたしも一度、「かしや」と書いた気がします。
もうちょっと大きくなると、
売り物は食べちゃダメだよね、
なんて現実が見えてきますけど、
お菓子が好き。
だから、お菓子屋さんになりたい。
お菓子の家なんて最高。
という、あの1本、わけもなく筋の通ったストレートさが
今となっては懐かしい気もします。
![](IMAGES/20171223/8_DSCF8123.jpg)
だからなのでしょうか、
遠く記憶の底に眠っているお菓子の家が
こんなふうに実在すると
どうしても惹きつけられるのかもしれません。
と、いっても
実はこれ、組み立て式なんですよね。
![](IMAGES/20171223/7_DSCF8121.jpg)
ほぼ日の武井さん、ありがとうございました!
正直、わたしはものすごく苦手で
(家庭科は5段階で2だったので)
こういうのをうまく完成させたことがありません。
あ、これは図工かな?
うーん‥‥美術・工作は好きだったんですよね。
まぁ、どちらにしろ、
このお菓子の家は無理だったと自覚してます。
そんなわけで、
お菓子の家への憧れは消えないけれど、
来年からは、
組み立てないクリスマスケーキにしようと
自省をこめて学んだ次第です。
![](IMAGES/20171223/1_DSCF8114.jpg)
この缶は、もちろん組み立てないバージョンです。
のほほんとしたトナカイたちの面差しに惹かれて
開けてみると、
![](IMAGES/20171223/2_DSCF8116.jpg)
トナカイのクッキーと、
雪だるまや靴下柄のマシュマロが
あふれ出てきます。
クリスマスは、こういう明るさがいいですねぇ。
![](IMAGES/20171223/3_DSCF8117.jpg)
なんて、いいながら、
とにかくファミリーシーズンで、
街もイルミネーションでキラキラしてて、
デートしてるカップルにたくさんすれ違って。
独身が長かった身としては
そんなクリスマスにちょっと疲れたり、
食傷気味になったりする感覚も、
どこかにまだあるような。
なんていうか、
湯あたりするような、あの具合に近い
クリスマスあたりとでも
いいたくなる感覚でしょうか。
でも、
一周まわって考えてみると、
クリスマス自体に罪はないですものねぇ。
一年の一番最後に、
こののほほんとしたトナカイの表情みたいに
あったかい気持ちで今年という時間に
感謝できたら‥‥。
何よりも、この部屋に
今年もおつき合いいただいたことに
心からの感謝をこめて、
来年も皆さまにとって、
どうか幸せな年になりますように。
わたなべ まり
![](IMAGES/20171223/12_DSCF8130.jpg) |