今年も、メリークリスマス。

クリスマスイブですね。



ご無沙汰いたしました。
半年以上ですよね。
この部屋の扉を閉めたまま、閉じこもっていたのは。

こんなに空いてしまったのに、
立ち寄ってくださって。。。感謝しています。


なにはともあれ、
今年も迎えられた降誕祭、
まずは、トナカイのケーキから!



でかい、ですよね。
普通のホールケーキの大きさが、
そのままトナカイの顔になってます。

右頬にかけて
まっすぐ入ったキズ?ヒビ?
若干、やさぐれてみえますけれど、
取り寄せのケーキの宿命でもあり。。。
見逃していただければ。

かわいいのですけど、
どこか、哲学的な面立ちのような。
目がちっちゃいからかな、
いや、
短い棒みたいな眉が、全体の雰囲気を決めている気も。

サンタと一緒に空を駆け、
プレゼントを配ってまわる道すがら、
この子は何が起きようと動じないだろうなぁ、と
頼りがいみたいなものすら、感じてしまいます。



チョコでコーティングされてる角、
かなり立派です。
届いたら、これを自分でつけるのですよね。

つける前は、こうなってます。



これはこれで、かわいくないですか?

ん? なにかが、足りないかな? って感じが
いとしさを誘います。

上からの完成図も、見てやっていただければ。



おいしさも大事なポイントではあるので、
なかは、こうなってます。





チョコレートクリームがたくさん重なった
ドーム型のチョコレートケーキで
ベリーも入ってます。

幾層にもクリームがはさまってるのは、
嬉しい限りです。
全体がしっとりするし、豊かな気持ちになるし。





トナカイケーキとともに、
もうひとつご紹介したいのが、こちら。



どんぐりを抱えつつ、サンタの帽子をかぶってるリス。
クルミッ子のクリスマスバージョンです。



知ってて当然みたいなトーンで書いちゃいましたけど、
クルミッ子、といえば
鎌倉を代表する銘菓のひとつで、
バターたっぷりの生地に
キャラメルとくるみがぎっしりはさんである
小粒ながら満足度満点の焼き菓子です。

隣り街の横浜でも、
うちの近くのスーパーでは
入荷すると、すぐに売り切れてしまうほど
人気の品なわけです。





この時期ならでは、
クルミッ子お菓子の家もあるんですよね。

煙突や雪だるまの上にリスがちょこんといて、
家のなかをのぞくと、クルミッ子はじめ
いろんな焼き菓子がちょこちょこ詰まってるという
うれしいリスの家です。







そして、これが
通常バージョンを超えてレアな
クルミッ子クリスマス版。



赤い箱のまるい窓から、
クルミをかじってるサンタのリスや
もみの木の下でクルミの山に埋もれた幸せそうなリスが
のぞいてます。







このキャラメルとクルミとバター生地の
こっくりした味わいは、
スイスに伝わるエンガディナーという洋菓子に近いかも。

エンガディナー・ヌストルテともいわれる
スイスのエンガディン地方の伝統菓子で、
ヌストルテというのはドイツ語で
”ナッツを使った焼き菓子”を指すとか。

年の瀬も迫って、
なにかと忙しないこの時期は
ひと粒でもお腹にたまる香ばしくて甘い焼き菓子と
3分くらいのコーヒーブレイクは
文字通り、ほっとひと息つけるオアシスですよねぇ。

では、勢ぞろいの写真とともに。。。




あらためて、
メリークリスマス。


そして、4月以来
優しいメールをほぼ日に届けてくださったみなさま、
ありがとうございました。

わたしも、まだ
大事な子たちと通院した道を通るのはつらかったり、
神さまが何かひとつ叶えてくださるなら、会いたい、
というか、ずっと一緒にいたいと願ってしまいます。

でも、すこしずつ、一歩ずつ、
大切な記憶を胸に、この想いとずっと一緒に
やっていこうと思ってます。
わたしが元気で、たのしくしてることを
かれらも願ってると感じるので。
せっかく今ここにある時間とか、体力とか、愛情とか
わたしが持っているものを誰かや何かに捧げて
なにかしらの役に立っていけたなら、
きっとあの子たちも喜んでくれるんじゃないかなぁ、と
感じるクリスマス。


あたたかなメール、とても嬉しくて、励まされました。
心からの感謝をこめて、
どの子の上にも
素敵なクリスマスを。


わたなべ まり




 

2021-12-24-FRI

sweetslabo pignon(ピニョン)(Instagram)

鎌倉紅谷



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