1991年にアメリカで大ヒットして以来、
日本でも累計1000万部を超える大人気の「さがしっこ」絵本、
『ミッケ!』シリーズ。
その生みの親であるウォルター・ウィックさんと、
シリーズ当初から日本語版の翻訳を担当している
糸井重里が、12年ぶりに対談することに。
今年の9月に渋谷で開催された
『ミッケ!であそぼう展』には、
整理券が必要になるほどのファンが押し寄せ、
大人や子どもがみんなで肩を寄せ合いながら
夢中でさがしっこを楽しむ景色が広がっていました。
遠い遠い海の向こうからやってきた絵本が、
環境も文化も違うはずの日本で、
どうしてこんなにも愛されるのでしょう。
その答えが、今回の対談でウォルターさんが明かしてくれた
「私が、世界中の子どもたちと共有できると信じているもの」
のお話に、ぎゅっと詰まっているような気がしました。
写真家だったウォルターさんが絵本づくりを通して、
世界中の子どもたちに感じてほしかったこと。
全3回のあたたかなものづくりの物語を、
年の瀬にお届けします。
今年ももう、クリスマスですね。