COOK
鈴木慶一くんと、
非時事放談「月光庵閑話」。

体力づくり。
── ところで、姿勢変わりましたね。
鈴木 あ、そう?
── うん。
鈴木 トータルワークアウトのおかげ。
あの厳しいスピードという
トレーニングしたのが。
── やりましたね。
鈴木 あれは厳しいよ。ゲロ吐いたもんね。
── 一緒に行ってたんだけど、
慶一さんが一人で行く時期があって。
鈴木 そう。
── その時吐いたって言われて、
何を言ってるんだと思ったんだけど
そのあと慶一さんが忙しくなったんで
僕が一人で行ったら、吐きました(笑)。
鈴木 ははは。いやあ、俺ね、
高校のサッカー部以来だよ、吐いたの。
── ははは。吐いた吐いた(笑)。
だってあれ、元々はプロのアスリートや
格闘家とかがやるべきトレーニングで、
作った筋肉をいかに速く動かすか、
というやつなんですよ。
いざという時にボンと使える
筋肉を作るっていうトレーニングですよね。
鈴木 うん。
── でも、芸能の仕事してる人には
いいんだっていうことで
やらせてもらったんだけど(笑)。
鈴木 最初はできなかったね、何も。
まったく手に負えなかったね。
── 情けなかった?
鈴木 うん。
── できない自分が。
鈴木 そうそう。だから
ウエイトトレーニングに比べれば
単純なんだよね。
走る、だけだからね。
── それも10秒だけとかですよね。
鈴木 そう、10秒だけ。
で、無酸素運動をするんだよね。
── そう。
なんかね、ボブ・サップが本気でやっても
壊れないというトレッドミル、
ランニングマシンで、かなりの勾配を、
かなりのスピードで、
絶対に正しい姿勢でもって、
10秒走る。みたいなことなんですよね。
鈴木 はははは。
そうそう。大量の汗かくしね。
── 終わったあとずっと汗かいて
ハイなんですよね。
鈴木 ハイハイ、すごいハイ。
── そのまま買い物行って
バカ買いしたんじゃなかったっけ(笑)。
鈴木 そそそ。服買っちゃったりすんの(笑)。
── そんなスポーツマンって。
鈴木 そうなんですよ。
── サッカーチームを持ってるんですよね。
鈴木 うん。
── フットサル?
鈴木 サッカーチームも持ってるし、
フットサルは、ゲストで行ってるうちに
ユニフォーム作って正式にチーム入り。
フットサルチームは
ACメロンっていうんだけど(笑)。
── はははは。
鈴木 合宿まで参加し、
サッカーチームはドルチェビータFCといって、
甘い生活フットボールクラブと。
── うん。
鈴木 で、もう1個はシニアのチームで、
千葉の松波サンダーキッカーズって
いう名なのよ。
この合宿にも参加したりして。
シニアはいいグランド取るからねえ。
── いいですね。アッキィっていう
ほぼ日ADの所属してるチームは、
ソープ川崎っていうんですけど(笑)。
鈴木 あはははは。ひどい名前だなあ。
ひどい名前だ。俺たち最近、
オーバー40だけで作ろうっていって
ボヘミアンズにしようかっていう話になったら、
チェコにボヘミアンズっていうのがあって。
チェコってボヘミアンじゃん。
── ボヘミア地方のボヘミアンズね。
鈴木 うん、そうそう。
そのユニフォームを輸入して。
── チェコから?
鈴木 チェコから。で、やろうかなと思ったら、
「それじゃ永久にアウェイですね」
って言われて(笑)。
── 験が悪い(笑)。
鈴木 それを言ったのが
「欲望という名の電車」の演出の
鈴木勝秀だったんだよ。
── 鈴勝さんはサッカー仲間なんだ。
鈴木 そう。サッカー仲間。最初は。
── なるほど。それで舞台に。
鈴木 うん。舞台に出てた人たちも、
少なくともあの中で3人は一緒に
サッカーやってるし。
── あ、そんな体型だった。
鈴木 うん。
── うん。へえ。
鈴木 だから、姿勢よくなったのは
いいことだし。ねえ。
── うん。いいことだと思いますよ。
鈴木 あと、今年は本当に忙しくなるっていうのは
占い以外でも、実際にスケジュール的にも
年の頭のうちに分かってたんで。
── 体力造りをしたんだ。
鈴木 そうだね、映画とミュージカルが
決まってたんで。
東京ゴッドファーザーズは
ちょっと遅れて決まったけど、
こりゃすんごい忙しさになるなっていう
予想がついたんで。
── うん。
鈴木 で、手術しておこうと。
── ええっ! その話かー。

さあ、その話だ。次回は。続きます。

2004-01-05-MON

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