WAREHOUSE 長袖Tシャツ

『MOTHER』シリーズが生まれたのは1989年のこと。
続編『MOTHER2』が発売されたのは1994年。
ゲームには当時のアメリカの文化が
色濃く反映されてます。
そんなアメリカの文化をとことん追求するブランド、
「WAREHOUSE COMPANY（以下、ウエアハウス）」と
ほぼ日『MOTHER』プロジェクトががっちり組んで、
長袖Ｔシャツをつくりました。
まるでヴィンテージのような、育ててたのしむ一着です。

ウエアハウスの物作りである「復刻」の作業は、
見本となるヴィンテージウェアを
手に入れることからスタートします。
いろいろな角度から考察して、
時には分解して、使われている糸や部材、
編み方、織り方、縫い方、プリントの手法を
すべて研究し、
まったく同じ生地を、当時と同じ製法、
あるいは当時と同じものを再現できる製法で編み、
組み立てています。

旧式のミシンや編み機を使い、
ヴィンテージと同じように縫えないならミシンを改良し、
同じように編めないなら編み機も改良します。

まるで、考古学者が発掘物を復元するかのように、
熱意をもって、ひとつひとつの行程を誠実に積み重ね、
結果、完成した「復刻」の出来映えは、
ヴィンテージウエアそのもの。
その完成度の高さは、
著名なコレクターも唸るほどのものです。

今回、コラボしたロングスリーブ（長袖）Tシャツは、
肌触りのいいふわふわのコットン100％。
12番のムラ糸を編み上げた特別な生地は、
「シャドウボーダー」と呼ばれる
ウエアハウス自慢のオリジナルです。
旧式のローゲージ編み機で編まれたその生地の表面には、
うっすらと横段模様のテクスチャーが浮かび上がり、
ヴィンテージウエアさながらの
ムードを醸し出しています。
無地の生地なのに、
柄があるように見えるところが特長で、
それだけでも特別なTシャツです。

プリントは、ヴィンテージのTシャツによく見られる
２つの技法を採用しました。
『MOTHER』1作目のロゴをプリントした
「MOTHERロゴ」には、「染み込みプリント」を。
オネット市役所をモチーフに、
カレッジTシャツ風に仕上げた「オネット」には
「ラバープリント」をほどこしています。

「MOTHERロゴ」の
染み込みプリントとは、コットンの生地に
水性顔料を染み込ませて定着させる、
ヴィンテージTシャツの世界では
もっともベーシックなプリント技法。
着込むことで徐々に生地に顔料が馴染んで、
抜群の風合いに育っていきます。

「オネット」のラバープリントは、
たっぷりの顔料を厚塗りするようなプリント技法の定番。
着込むとプリントされた文字や
絵が徐々にひび割れてきて、
ヴィンテージと見分けのつかない味わいとなります。

首元につけた織りネーム（タグ）もスペシャルです。
ウエアハウスと、ほぼ日MOTHERプロジェクトの
織りネームを、2枚重ねて取りつけました。
これは、ウエアハウスでも初の試みだったそうです。

ヴィンテージを、新品の状態から着て、
自分だけのTシャツに育てていく。
ぜひ毎日のように着て、洗って、を繰り返して、
Tシャツの経年変化を楽しんでください。
ボディカラーは徐々に退色していき、
プリントにも風合いが出てきて、
ヴィンテージのような「味」が生まれます。
着ると生地は少し伸びますが、
洗うとまた縮んで目が詰まり、
そのぶん生地の肉感も増します。
縫製も丁寧。しっかりと丈夫なので、
とても長持ちしますよ。

サイズはS、M、L、XLの4種類です。

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