「ほぼ日の贈りものマルシェ」
アンケートを実施した際、
みなさんの心に残る贈りもののエピソードも
おしえていただきました。

すると、とてもすてきなエピソードが
たくさん集まったんです。
家族との忘れられない思い出や
びっくりしたプレゼント、
まただれかへの贈りものを考えるときに
ヒントになるようなお話も。

そこで毎日ひとつずつ、
できるだけたくさんご紹介することにしました。
たぶん、1年くらい?
どうぞ、おたのしみください。

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episode

014

父が亡くなったとき、
葬儀は家族だけでやるつもりだったので、
友人には知らせなかったのですが、
ちょうどその日に
食事会を予定していた友人たちには
事情を説明するしかなく、
伝えました。
すると翌日、百合やストック、
チューリップ、レースフラワーなど、
可憐な白いお花ばかりのブーケが
彼女たちから届いて、
心からありがたく思いました。
母が毎日、その花を見ては
「きれいね」、「きれいね」と
言っていたのを思い出します。
故人を弔う部屋にやさしい、
清らかな空気が流れるような、
本当に素敵な花束でした。
花は心をなごませますね。
(y)

2023-03-07-TUE

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