「ほぼ日の贈りものマルシェ」で
アンケートを実施した際、
みなさんの心に残る贈りもののエピソードも
おしえていただきました。
すると、とてもすてきなエピソードが
たくさん集まったんです。
家族との忘れられない思い出や
びっくりしたプレゼント、
まただれかへの贈りものを考えるときに
ヒントになるようなお話も。
そこで毎日ひとつずつ、
できるだけたくさんご紹介することにしました。
たぶん、1年くらい?
どうぞ、おたのしみください。
episode
303
我が家には小学校6年生になる
娘がいるのですが、
クリスマスのプレゼントは
欲しいおもちゃがないというので、
小学校に入ってからは
好きな本が自分で選べる
図書カードを
サンタさんに頼んでいました。
最初の頃は夜、
こっそりラッピングしていたのですが、
ある年に図書カードをラッピングせず、
そのままクリスマスツリーの下に
置いておいたら、
泣いてしまったことがありました。
なので、次の年に
ラッピングをしようと思ったのですが、
もし図書カードをラッピングしている紙と
同じものが家にあったら、
怪しまれると思い、
「サンタさんは忙しいから、
お母さんがサンタさんの代わりに
プレゼント(図書券)を
ラッピングしたんだよ~」と言ったら、
見事に小4で
サンタさんの事情を
理解してしまいました。
次の年からは
サンタさんのことを信じていない人には
サンタさんが来ないので、
小5からは私と旦那から
プレゼントを用意するようになりました。
ちなみに図書カードは
本屋さんに行くと
好きな本を買える楽しみがあり、
本好きの娘には
ぴったりのプレゼントでした。
(k)
2023-12-22-FRI