年末年始はクリスマスがあったり
お久しぶりの方に会ったりと、
贈りものをする機会の多いときです。
ほぼ日の贈りものマルシェチームでは、
ほぼ日のこんな商品が
年末年始の贈りものに向いているのでは?
といくつか候補を上げ、
その商品の担当者に話を聞いてきました。

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「自分を知るたのしさを贈りたいときに。」 「ほぼ日手帳」担当:平野慎也

──
ほぼ日の贈りものマルシェチームで
「年末年始の贈りもの」に何がいいだろう?
と考えまして、
新しい一年を迎えるときということで「ほぼ日手帳」を、
そしてなかでも最近ラインナップを増やしている、
手帳本体とカバーが一体になった「HON」は
どうだろうとなりました。
手帳チームの担当のおひとりとして、
平野さん、このセレクトはいかがですか?
平野
とってもいいと思います。
「HON」は、「ほぼ日手帳」の
手帳とカバーを選ぶたのしみとは別に、
一体型で、それひとつで完成品です。
出来あがった状態なので贈りやすいと思います。
中身は1日1ページの「ほぼ日手帳」と同じ、
本体はそのままなので、
「ほぼ日手帳」を使ってみたいんだけど、という人や
書くことが好きな人に贈るのにいいですね。
お値段もお求めやすいので、
もらった人も負担にならないですし。
──
相手の好みにあわせた表紙を選べばいいのですが、
たとえば「ブラックギンガム」は
渋い中に華やかさもあって、
贈りものにステキだなと思いました。
平野
紙の表紙で作るとなったときに、
ほぼ日の隣に、有名な紙の専門商社の
竹尾さんがありまして、
ぜひ竹尾さんの紙を使いましょうと。
「ブラックギンガム」は
真っ黒ではなくてそこに格子が入っていて、
光の角度によってそれが見えます。
触るとポコポコしている
ファインペーパー、特殊紙です。
持ったときの手触りのうれしさがある。
贈ったら、いいものをもらった、
私のことを考えてくれた、
と思ってもらえるんじゃないでしょうか。
──
「HON」のラインナップはハードカバーも多いですが
これはセミハードカバーなんですね。
平野
はい、中に芯材が入った表紙ではなくて、
やや硬めな紙がそのまま表紙になっています。
使い心地としては、手帳本体の「Planner」や
「weeks MEGA」の「スニーカー」に近いですね。
その経験が生きていて、コンパクトに持てて
ラフにガシガシ使えます。
使っているうちにこすれた感じがでても
それが愛着になっていくタイプです。
──
「HON」は背表紙に年が書いてあるのもいいですね。

平野
この前、「ほぼ日手帳」の記事のために
取材した中学1年生の男の子が、
「Slash」のネイビーを使っていて。
これを毎年使って、本棚にずらっと並べたい、
おじいちゃんになるまで続けたい、
って話してくれました。
うれしかったですね。
──
平野さんは、「ほぼ日手帳」を
贈りものにすることはありますか?
平野
あります。
家族の分はまとめて買っています。
そういえば、うちの母が祖父母に、
結婚60周年のダイヤモンド婚のときに
「ほぼ日5年手帳」を贈りました。
それを祖父母が使ってくれて、
5年経ったので、その後は通常版、
1年の「ほぼ日手帳」を贈っています。
孫が13人もいて、さらにひ孫まで増えているので、
「満年齢早見表」のところに、
誰が何歳とか書いていたのを見せてもらいました。
──
「ほぼ日手帳」を贈りものに、
と考えている方に伝えたいことを教えてください。
平野
ぼくはいま、スケジュールでも何でも書く
「ほぼ日手帳オリジナル」と
ミーティングのメモ用の「weeks」に加えて、
「HON」を日記にしています。
最初は、そんなに書くことあるかな? と思ったけど、
手帳を使い分けたことで新しい習慣になりました。
読み返すとおもしろいです。
ほぼ日手帳はどれもそうですけど、
スケジュール管理だけというよりは、
書いてみて、しばらく取って読み返してみると
自分ってこうだったのかとわかる。
そのたのしみを贈っていただけたらうれしいですね。

平野に、ほぼ日手帳HON(A6)
「ペーパーシリーズ / ブラックギンガム」を
贈りたい相手を思い浮かべて、
メッセージを書いてもらいました。 平野に、ほぼ日手帳HON(A6)
「ペーパーシリーズ / ブラックギンガム」を
贈りたい相手を思い浮かべて、
メッセージを書いてもらいました。

(つづきます。)

2024-11-27-WED

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