かつて、もう15年以上前に、ほぼ日で、
「いつもさみしい問題」というコンテンツが
とても盛り上がったことがありました。
もともとは、血液型によって、
さみしさを感じる度合いが違うのかも、
という遊びだったのですが、
だんだん本質的な「さみしさ」の話になって、
それはそれで、とてもおもしろかったのです。
そのコンテンツを、ずっと憶えていたのが、
「ほぼ日の塾」の第一期生であり、
いま、さまざまなメディアで活躍している
ライターの朝井麻由美さんでした。
いろんなツールで人と人がつながってる
いまのほうが、さみしいかもしれない。
いや、むかしもいまも、
人はずっとさみしいのかもしれない。
「さみしい」について話していきます。
人選は朝井さんにお任せしますので、
意外な人が登場するかもしれません。
ところでみなさん、いつもさみしいですか?

>山内マリコさん・プロフィール

山内マリコ プロフィール画像

山内マリコ(やまうちまりこ)

1980年富山県生まれ。小説家、エッセイスト。
2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、
2012年に『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)でデビュー。
「地方での生き様」や「女性のリアル」を
描く名手として知られる。
最新刊はエッセイ集『The Young Women’s Handbook ~女の子、どう生きる?~』(光文社)。