コンドウアキさんの最新の絵本、
『おはぎちゃん』が発売されました。
その名のとおり、主役は、おはぎちゃん。
ねこのおはぎちゃんが、
どっしりと、のんびりと、でーーんと、
「ただそこにいる」、すてきな絵本です。
ちなみに、「おはぎちゃん」という名前の由来は、
ぶちの色がきなこ&あんこの
「おはぎカラー」だからなのですが、
きっと、みなさんの家のねこさんたちの名前にも
それぞれ「由来」がありますよね?
というわけで、絵本の発売を記念して、
「みなさんちのコのお名前の由来」を募集したところ、
たくさんのエピソードが寄せられましたよー。
その数、なんと300通以上!
すべては載せられないのですが(すみません)、
いいなあ、と思えるものを掲載していきます。
連載の最後には「コンドウアキ賞」も発表!
それでは、どうぞのんびりご覧くださいー。
第5回
みなさんちのコのお名前の由来
- 今日も、みなさんの「うちのコ」の
名前の由来をお届けしますよー。
長かったり、短かったり、
洋風だったり、和風だったり、
つけられた名前はさまざまですが、
「うちのコ」を大切に思う気持ちは同じです。
今日もいいエピソードがそろってます。
せんせい
うちのねこの名前は「せんせい」です。女の子です。
なんとなくみんなから尊敬される呼び方だと思って、
この名前にしました。
でも動物病院では「せんせい!」って呼ぶと
本物の先生も振り向くので、
ちょっとだけややこしいです。
(ねこさん)
ゆげ
うちのコの名前は「ゆげ」。
湯気のようにほわほわ漂う‥‥ではなく、
ハチワレネコのゆげは、
子猫の時に眉毛が白くて長くて
印象的だったので、まゆげの「ゆげ」。
(ゆげ31)
キャプテン
うちの猫の名前はキャプテンです。
野良出身、推定6才のキジトラの男の子です。
名前の由来は、夫がこの子を初めて抱いた日の夜、
この猫が船長の制服を着て船を操縦していた、
という奇妙奇天烈な夢を見たからです。
元気いっぱいで運動神経抜群の猫です。
(LA在住)
もんちゃん
うちのコ、スコティッシュフォールド(オス)の
名前は「もんちゃん」です。
由来は、門前仲町で出会ったため、
「門」の字をお借りしてこの名前になりました。
本当はもっと洋風でシャレオツな名前を
つけようとしていたのですが、
一周回ってシンプルな名前になりましたね。
うちのコのことを誰に話しても、
この由来と一緒に紹介すれば、
みんな必ず名前を覚えてくれます。
現在は門前仲町から離れてしまったのですが、
違う「門」のつく街で暮らしています。
(ねことともにあらんことを)
わかよ
ご近所でハチワレ猫ばかりが増えて
1匹ずつ保護していた時。
私「もう名前が思いつかん」
友「じゃあ‥‥いろは、にほ、へと、ちり、ぬるを。
あ、ぬるをカワイイ」
私「(ぬるを!?)」
友「わかよ、たれそ。おぉ、たれそもイイね」
私「(いや良くないし)」
友「つね、なら、ん~」
私「わかよで。わかよにします」
という流れで、わかよちゃんになりました。
(mikeko)
もじ
「もじ」といいます。黒猫です。
知り合いが保護して譲り受けました。
名づけるときに黒の付く良いモノはないかなと考え、
和菓子の楊枝である黒文字から「もじ」に決めました。
我ながらなかなか良い命名! としていましたが、
ある人に名前を伝えた時、
「モジモジくん?」と言われて、妙に納得。
意識下であの全身黒タイツのキャラクターが
手招きしてたようです。白い部分が全くなくて、
わりとスリムなので元気に動いてると
「モジモジくん」そっくり。
もうそれ由来でいいやとなっております。
(とみもじ)
朔太郎
「おわー」「わあん」と喋るのが、
『月に吠える』のネコみたいだったのと、
朔日(一日)生まれだったので、
「朔太郎」と名づけました。
(ふかふか肉まん)
あさぎ
20数年前、最初の犬を迎える時、
名前を考えたのは私でした。
和風の名前で他にいないのが良いだろうと
「あさぎ」にしました。
ところがその子はうちに来る前に
亡くなってしまいました。
それから別の犬を飼ったのですが別の名前をつけました。
先住犬が15才で亡くなって、
次の子を探している時、
夫が「名前はあさぎがいい」と言い出しました。
その時はすっかり忘れていたのですが、
飼い始めてからふと、うちに来ることなく
亡くなった犬のことを思い出しました。
今では、あさぎはその子の
生まれ変わりだと思っています。
(ぷるっぷる)
みーちゃん
祖母が付けた茶トラの猫の名前は
「みーちゃん」です。
猫だからみーちゃんなのかと思いきや、
その前に飼っていた
犬の名前も「みーちゃん」でした。
呼びやすいんですかね? みーちゃん。
(なるみ)
(次回の発表につづきます)
2023-02-28-TUE