ぱるるの愛称で親しまれている
俳優の島崎遥香さん。
テレビ越しに見る彼女は
最近ますますキレイになって、
なにかふっきれたかのように、
とてもたのしそうに笑っている。
29歳、最後の日に
自分自身を見つめなおして、
どんな20代だったのか、
どんな30代でありたいのか、
今どう思っているのかを
聞いてみたいと思いました。
担当は「ほぼ日」下尾(しもー)です。

>島崎遥香さんのプロフィール

島崎遥香(しまざきはるか)

埼玉県出身。アイドルグループ・AKB48の元メンバーで第9期生。愛称は“ぱるる”。現在は俳優業やバラエティなどで活躍。「ぱるるのおひとりさま論」(大和書房)を出版。

この対談の動画は「ほぼ日の學校」でご覧いただけます。

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第2回:どうして、そんなにかわいいの?

ーー
この質問されるの、本当にイヤだろうなと思いつつ、
どうしても聞きたいんですが、いいですか?
「どうして、そんなにかわいいんですか?」
ぱるる
も~、そういう質問ってどういう気持ちでしてるんですか?

ーー
いやあ、いつもテレビで見ていて、
めちゃくちゃかわいいから、聞いてみたくて。
具体的におうかがいいたします。
色が白くて、すきとおるような白さだなって
いつも思ってるんですが、
何か心がけていることってありますか?
ぱるる
本当に何もしてなくて‥‥遺伝ですかね。
ずっと日焼け止めもしていませんでしたし。
ーー
えっ!?していないんですか?
ぱるる
ここ数年、2年くらい前からかな、
たまに、するようになりました。
ーー
そんなに白いから
日に当たらないような努力をされているのかと
思っていました。
ぱるる
あ! 基本、引きこもりなんで。
あんまり外には出ないかもしれないですね。
お家にいます。外に出ないのは、秘訣かも。
ワンちゃんのお散歩の時だけ、外に出ます。
その時は、こうやって日焼け止め、塗りますね。

ーー
それ、手の先にしか
塗ってないジェスチャーですよね?
ぱるる
あ。バレますね(笑)
ーー
それくらい、あまり気を遣ってないんですね。
遺伝に感謝ですね。
ぱるる
本当にそう思います。
ーー
もうひとつ、お会いしてびっくりしたのが
髪の毛がサラっサラですよね?
お手入れ、どうしてるんですか?
ぱるる
髪も何もしてないんです。
でも本当にそれこそ最近、
ドライヤーで乾かすようになりました。
ーー
今までどうしてたんですか?
ぱるる
なんにもしてない!
自然乾燥です。
ーー
よく風邪ひかなかったですね。
ぱるる
たしかに。でも美容師さんに
最近カサカサになってきてるから、
ドライヤーで、ちゃんと乾かしましょうって、
けっこう言ってもらったので。
そろそろ、ちゃんとしようと思いました。
今では当たり前のことを
当たり前にできるようになりました。
ーー
よかったですね。
お風呂上がりに何かしていることはありますか?
ぱるる
今までスキンケアをしなかったんですけど、
するようになりました。
ーー
どんな心境の変化があったんですか?
ぱるる
さすがに20代後半になって
気を遣わなきゃいけないのかなって思って。
やってみています。
ーー
もしかして、ちょっとめんどくさがりですか?
ぱるる
めんどくさいですね。
毎日同じことをやるっていうことが、できないです。

ーー
20代から30代になるということで、
からだや、肌のなやみが
かわってきたなというのは体感していますか?
ぱるる
えーっと、やせづらくなったと思います。
体重が簡単に落ちなくなりました。
それは最近、痛感しています。
ーー
ガツガツ食べられちゃうタイプですよね?
ぱるる
はい。人より、かなり食べられるし、
ジャンキーなものが大好きです。
ーー
ダイエットしようと思う時は、食べないんですか?
ぱるる
はい。でも最近それだと全然落ちないですね。
今までだったら、ちょっと食べなかったら
元に戻ったのに、お腹周りが特に全然落ちないです。
今がわたしの人生史上、いちばん体重があるんです。
ーー
今、そんなにスタイルがいいのに!? 
でも、どうですか? 体調は?
ぱるる
体調は良くなりました。
やっぱり、やせすぎていたので。
今考えると、
むかし、やせすぎていた時は
体調が良くなかったですね。
今意外とベストな状態かもしれないです。

(つづきます)

2024-05-31-FRI

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  • 独自の視点で語り尽くす初のエッセイ。
    「ぱるるのおひとりさま論」

    素直な言葉で書かれた、
    心にスッと入ってくる言葉たち。
    とってもかわいい
    撮り下ろしフォトもたっぷり。
    今まで語られなかった過去も
    赤裸々に語られていて
    ぱるるさんらしい言葉で
    ズバっと書いてあるところも、
    おもしろいです。
    どんな方でも共感でき、
    勇気づけられるような1冊です

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