和田ラヂヲ先生が
漫画家人生で初の個展を開催いたします。
しかも
渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」と
青山「TOBICHI2」の2箇所同時開催!
どっちも、ぜんぜん違う内容です。
ここでは、TOBICHI2で開かれる
小和田ラヂヲ展の内容をご紹介します。

  • こんにちは、「ほぼ日」の奥野です。
    つづきましては、「小」のほうです。

    渋谷PARCO「ほぼ日曜日」ではじまる
    「大和田ラヂヲ展」と同じ期間、
    南青山のTOBICHI2では
    「小和田ラヂヲ展」を開催いたします。

    「大(だい)和田ラヂヲ展」が
    「おおわだラヂヲ展」ではないように、
    こちらの「小」も、
    「おわだラヂヲ展」ではございません。

    「小(しょう)和田ラヂヲ展」です。

    33名もの著名人・クリエイターが参集、
    和田ラヂヲ先生の最新刊
    『容赦ない和田ラヂヲ』のなかから
    お気に入りの4コママンガをリコメンド、
    今をときめく
    最先端の渋谷PARCOで開催される、
    和田ラヂヲ先生マンガ家人生初の個展が
    「大」ならば。

    こちらの「小」は、自宅倉庫の奥の奥で
    ひっそりと眠り続けてきた
    「ネーム/入稿原稿」が大量出土、
    それらを
    秘仏の虫干しかのように所狭しと展示し、
    即売してしまおうという魅惑の催し。

    具体的には『ハロー!和田ラヂヲ』と、
    『和田ラヂヲの嫁に来ないか?』という
    2作品の直筆ネーム、入稿原稿です。

     

    そうしたものが人手にわたる、ということ自体、
    先生のマンガ家人生ではじめての出来事。

    しかも、お値段なんと、
    1枚「税抜1000円」ポッキリ! 何と!
    税が込みでも「1100円」です!


    ▲直筆(当然ですが)のネーム(左)と入稿原稿(右)が、
     破格の特別価格1000円(税抜)。

    ちなみに「入稿原稿」というものが
    なんなのかというと、こういうことです。

    FAX漫画家として名高いラヂヲ先生は、
    直筆の原画を、
    松山のご自宅から東京の編集部へと、
    FAX送信していました。

    受け側の編集部では、
    ジジジと出てきたFAX原稿に写植を貼って、
    それを「入稿原稿」としたのです。

    こうして、一般の漫画家さんには存在しない
    「原画のFAXに写植を貼った原稿」
    が、ラヂヲ先生には存在するというわけです。
    それをここでは「入稿原稿」と呼んでいます。

    ネームは当然「直筆」で、貴重なものです。
    入稿原稿は直筆ではないですが、
    額装したとき「現代アート感」が出るのは、
    入稿原稿のほうかなと思ったり。


    ▲直筆ネームをなつかしむラヂヲ先生。手前に見えるは
    先生プロデュースの「みかんビーフカレー」だ。

    ともあれ、そんなものが大量にあるんです。
    なくなり次第終了ですが、
    なくならないほどたくさん、出てきました。

    それら、数百枚(?)におよぶであろう
    直筆ネーム/入稿原稿で、
    TOBICHI2をビッシリ埋め尽くします。

    もちろん、当然、壮観でしょう。
    ちょっぴりコワイくらいかもしれません。
    こんな酔狂、二度とはないハズ。
    孫の代まで語り草にしたいので、
    眺めるだけでも、ぜひいらしてください。

    そしてもし、運命の一枚が見つかったら、
    ご購入の上お持ち帰りいただき、
    額に入れるなどして
    壁に飾ったりなどしてはいかがでしょう。

    ご自宅のインテリアに、
    日本を代表するギャグマンガ家のネーム。
    新しい時代の到来です。


    【販売方法を変
    更しました。10月7日追記】

    101日に、『ハロー!和田ラヂヲ』と、
    『和田ラヂヲの嫁に来ないか?』の
    「ネーム/入稿原稿」の販売を開始しましたが、
    またたく間に完売してしまいました。

    そこで、和田ラヂヲ先生にお願いをして、
    ご自宅の倉庫を捜索していただき、

    あらたなる「ネーム/入稿原稿」を
    発掘していただきました。
    こちらを108日(木)午前11時より
    販売いたします。
    ただし、新たなる「ネーム/入稿原稿」は

    枚数が多くはありませんので、
    販売方法を以下のようにさせていただきます。

    1日の販売枚数に制限を設けました。
    また、お一人様1枚限りの
    ご購入とさせていただきます。
    販売枚数に達したら、
    TOBICHIのツイッターでお知らせしますので、
    いらっしゃる前に一度ご確認ください。
    また、1日分の枚数が完売したあとでも、
    「ネーム/入稿原稿」をご覧いただくことは可能です。

     

    最終日18日(日)はサイン会を開催。


    ▲かつてTOBICHIで行われた、先生のサイン会の様子。

    今回の「小和田ラヂヲ展」の会期中、
    ラヂヲ先生は、TOBICHI2には
    10月18日(日)の日中に在廊予定。
    お時間のゆるすかぎり、
    会場でお買い上げいただいた著書に、
    サインしてくださると思います。

    近著である『容赦ない和田ラヂヲ』
    もしくは『和田ラヂヲの火の鳥』を
    お買いもとめいただけましたら
    大変うれしいですが、
    今回は何と「と・く・べ・つ」に!
    お手持ちの「和田ラヂヲ本」を
    ご持参いただけましたら、
    先生、サインしてくださる手筈です。

    きっと、
    松山行の便が飛び立つギリギリまで、
    サインし続けてくださいますよ。

    細やかなウィルス対策を施した上で、
    みなさんのご参集を、
    先生ともども、お待ちしております。

    会場を空っぽにしてください。


    ▲ざっとこの倍はあります。

    展示即売会というものは、
    会場の展示物が売れてゆくたびごとに
    中身がスカスカになっていきます。
    できれば最終日にはガラガラになって
    「ここで何やってたの?」
    と言われたらいいなと妄想しています。

    ただ、本当に大量に出てきたので、
    実際、そうなったらスゴイわけですが、
    ともあれ、
    ぜひ、お気に入りの一枚を見つけ出し、
    ご自宅へ連れて帰ってくださいね。

    上でちょっと書きましたが
    額装して飾ったら、どこかアートだし、
    おしゃれ感さえ漂う可能性もあります。

    もちろん、お買い物も大充実!


    こちらTOBICHI2でも、
    渋谷PARCOの「大和田ラヂヲ展」同様、
    新商品がザックザク。

    ノート、ボールペン、紙製の名刺ケース、
    Tシャツ、ミニポーチ、ステッカー、百人一首‥‥。

    ことしの春に発売された2冊の最新作、
    『容赦ない和田ラヂヲ』も、
    『和田ラヂヲの火の鳥』ももちろんあります。

    詳しくは「大和田ラヂヲ展」のページ
    チェックしてみてください。

     

     

     

    期間:2020年10月1日(木)~18日(日)
    場所:TOBICHI2
    時間:11時~19時 入場料:無料