時間と心の余裕がなくなって、つい自分自身を雑にあつかってしまうことがあります。この企画を担当します、ほぼ日乗組員の松本はそういうとき、一日の食事がお餅とチョコとエナジードリンク2口になったり、人と比べて「私なんか」と自暴自棄になったり、生活も心も荒んでしまいます。
食べ物を前にたたずむ松本の絵

でも、自分を大切にできないと、 周りの人にも優しくなれないと気づきました。少しでも、自分自身と周囲の世界と仲良くいるために、「自分を大切にすることとはどういうことか」をあれこれ探ってみたい。数回のシリーズでお届けします。
  • タトゥーシールデザイナーIwaya Kahoさん
    岩谷さんは、ご自身のブランド「opnner」で、かわいらしさと強さを感じさせる、斬新なタトゥーシールを制作なさっています。岩谷さんのタトゥーシールは「自分の道を進んでいくための励まし」として、使う人をそっと応援してくれる存在だと言われます。そんな岩谷さんにとって「自分を大切にする」とはどういうことなのかをうかがいました。
    吉村さんは、広島県の普門寺で「精進料理」を日常生活に取り入れる提案をなさっています。ついつい自分の食を雑にしてしまうときにもきっと助けになってくれる、精進料理の考え方を教えていただきました。

    教育・保育評論家汐見稔幸さん
    汐見先生は「じぶんを大切にするってどういうこと?」と考える子ども番組「アイラブみー」を監修なさっています。大人にも難しいテーマですが、子どもにはどう伝えればいいのでしょうか。いま、子どもに「自分を大切にすること」を伝えるのがなぜ重要なのでしょうか。じっくりとお聞きしました。最終回では、番組プロデューサーの藤江千紘さんにうかがった、制作しながらの工夫や発見についてのお話をお届けします。