こんな本があったらよかったのに。
こんな大人に会いたかったのに。
それをまず作者たちは思ったわけだ。
そして、ほんとうに書いて作った。

古賀史健さんの最新刊
さみしい夜のページをめくれ』について
古賀さんと糸井重里のふたりで
たっぷりおしゃべりするトークライブ!
小説の主役、タコジローにちなんで、
たこ焼きをほおばりながらの
もぐもぐアチチなライブをお届けします。
配信は4月8日(火)15時半~17時の生中継。
みなさんお仕事のまっただ中かと思いますが、
YouTubeへのコメントもお待ちしています!
アーカイブも視聴できますよ。

>古賀史健さんプロフィール

古賀史健(こが・ふみたけ)

株式会社バトンズ代表。
1973年福岡県生まれ、九州産業大学芸術学部卒。
1998年、出版社勤務を経て独立。
主な著書に『さみしい夜にはペンを持て』、
取材・執筆・推敲』、
20歳の自分に受けさせたい文章講義』のほか、
世界40以上の国と地域、言語で翻訳された
嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(岸見一郎共著)や、
糸井重里の半生を綴った
古賀史健がまとめた糸井重里のこと。』
糸井重里共著)などがあり、
さみしい夜にはペンを持て』は
第83回小学館児童出版文化賞
最終候補作にノミネートされた。
編著書の累計は1800万部を数える。

  • YouTubeでライブ配信スタート!
    2025年4月8日(火)15時30分ごろ配信開始

    ※動画のアーカイブはいつでも視聴できます。
    さみしい夜のページをめくれ』を読み終えて
    心に浮かんだ思いをお持ちのかたはもちろん、
    この本をまだ読み終えていないかたも、
    お話のネタバレは気をつけながら‥‥
    ううむ、そこまでのコントロールまでは
    うまくできないかもしれませんが、
    古賀さんが解説する物語の背景や、
    糸井が読者として考えたことに触れてみると、
    本を読むことがもっとたのしみになりますよ。

    さみしい夜のページをめくれ』ってどんな本?

    13歳に向けて描き下ろしたベストセラー
    さみしい夜にはペンを持て』に続くシリーズ第二弾。
    主役は前回からひきつづき、
    悩めるタコの中学生、タコジローです。
    学校生活や進路に迷うタコジローは、
    おまつりの帰りにヒトデの占い師に呼び止められ、
    本棚から泳いでくることばと出合います。
    今作は「本を読む」ことをテーマにした物語で、
    作者の古賀さんは1年半ぐらいの間に
    名著と呼ばれる本を300冊ほども読んで、
    そこから物語に活かせることばを抜き出したそう。
    物語にすっと混じっていく引用の素敵さに、
    糸井は強く興味を抱いています。
    タコジローといっしょに、
    疑問の海へと潜っていく冒険物語のはじまり。
    中学生が対象とは言いながらも、
    すべてのこどもと、すべてのおとなに
    届いてほしい一冊です。
    (くわしくは、古賀さんのnoteをどうぞ!)
    前作『さみしい夜にはペンを持て』では
    ふたりでこんなお話をしていました。
    ページを見る

    どうしてたこ焼き屋さんからの中継なの?

    そうそう、今回はひょんなことから
    大阪のたこ焼 たこばさんでの生配信になりました。
    その「ひょん」についてもご説明しましょう。
    まずは、たこばさんはいつも
    アツアツのたこ焼きをお渡しするために
    新聞紙で包んでいるそうなのですが、
    ある日の広告に『さみしい夜のページをめくれ』が
    掲載されていたのを発見してXで紹介しました。
    そんな投稿を目にした糸井は、
    それはそうと、たこ焼き食べたい」と
    もうすっかりたこ焼の口になっちゃいました。
    なんてすごいんだ、たこ焼きのぽてんしゃる。
    古賀さんも誘って、いつか大阪へ行こうかと。
    ちょうど同じタイミングで、
    この本について紹介するコンテンツを作ろうと
    考えていたのが「ほぼ日」編集部の永田と平野。
    えっ、古賀さんと糸井さんがたこ焼きを
    食べに行くんだったら、
    そこで物語について話してもらったら全部解決だ!
    おお、しかもちょうどタコじゃん!!」
    と、なんともいろいろ都合のよすぎる
    ライブ配信を申し出たのです。
    そういうことなんです、たこ焼きが先にあったから、
    お店の休憩時間での配信となったのでした。
    生で視聴するには難しい時間だろうなと思いつつ、
    アーカイブでもおたのしみくださいね。
    以上が、ひょんなことの「ひょん」解説。
    たこばさん、急なお願いにもかかわらずご協力いただき、
    ほんっとうにありがとうございます。
    おしゃべりも、たこ焼きも、たのしみです!