
こんな本があったらよかったのに。
こんな大人に会いたかったのに。
それをまず作者たちは思ったわけだ。
そして、ほんとうに書いて作った。
古賀史健さんの最新刊
『さみしい夜のページをめくれ』について
古賀さんと糸井重里のふたりで
たっぷりおしゃべりするトークライブ!
小説の主役、タコジローにちなんで、
たこ焼きをほおばりながらの
もぐもぐアチチなライブをお届けします。
配信は4月8日(火)15時半~17時の生中継。
みなさんお仕事のまっただ中かと思いますが、
YouTubeへのコメントもお待ちしています!
アーカイブも視聴できますよ。
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YouTubeでライブ配信スタート!
2025年4月8日(火)15時30分ごろ配信開始※動画のアーカイブはいつでも視聴できます。
- 『さみしい夜のページをめくれ』を読み終えて
心に浮かんだ思いをお持ちのかたはもちろん、
この本をまだ読み終えていないかたも、
お話のネタバレは気をつけながら‥‥
ううむ、そこまでのコントロールまでは
うまくできないかもしれませんが、
古賀さんが解説する物語の背景や、
糸井が読者として考えたことに触れてみると、
本を読むことがもっとたのしみになりますよ。
『さみしい夜のページをめくれ』ってどんな本?
- 13歳に向けて描き下ろしたベストセラー
『さみしい夜にはペンを持て』に続くシリーズ第二弾。
主役は前回からひきつづき、
悩めるタコの中学生、タコジローです。
学校生活や進路に迷うタコジローは、
おまつりの帰りにヒトデの占い師に呼び止められ、
本棚から泳いでくることばと出合います。
今作は「本を読む」ことをテーマにした物語で、
作者の古賀さんは1年半ぐらいの間に
名著と呼ばれる本を300冊ほども読んで、
そこから物語に活かせることばを抜き出したそう。
物語にすっと混じっていく引用の素敵さに、
糸井は強く興味を抱いています。
タコジローといっしょに、
疑問の海へと潜っていく冒険物語のはじまり。
中学生が対象とは言いながらも、
すべてのこどもと、すべてのおとなに
届いてほしい一冊です。 - (くわしくは、古賀さんのnoteをどうぞ!)
- 前作『さみしい夜にはペンを持て』では
ふたりでこんなお話をしていました。
どうしてたこ焼き屋さんからの中継なの?
- そうそう、今回はひょんなことから
大阪のたこ焼 たこばさんでの生配信になりました。
その「ひょん」についてもご説明しましょう。
まずは、たこばさんはいつも
アツアツのたこ焼きをお渡しするために
新聞紙で包んでいるそうなのですが、
ある日の広告に『さみしい夜のページをめくれ』が
掲載されていたのを発見してXで紹介しました。 - そんな投稿を目にした糸井は、
「それはそうと、たこ焼き食べたい」と
もうすっかりたこ焼の口になっちゃいました。
なんてすごいんだ、たこ焼きのぽてんしゃる。
古賀さんも誘って、いつか大阪へ行こうかと。 - ちょうど同じタイミングで、
この本について紹介するコンテンツを作ろうと
考えていたのが「ほぼ日」編集部の永田と平野。
「えっ、古賀さんと糸井さんがたこ焼きを
食べに行くんだったら、
そこで物語について話してもらったら全部解決だ!
おお、しかもちょうどタコじゃん!!」
と、なんともいろいろ都合のよすぎる
ライブ配信を申し出たのです。 - そういうことなんです、たこ焼きが先にあったから、
お店の休憩時間での配信となったのでした。
生で視聴するには難しい時間だろうなと思いつつ、
アーカイブでもおたのしみくださいね。
以上が、ひょんなことの「ひょん」解説。
たこばさん、急なお願いにもかかわらずご協力いただき、
ほんっとうにありがとうございます。
おしゃべりも、たこ焼きも、たのしみです!