こんにちは、生活のたのしみ展チームです。

次回2023年4月に控えた生活のたのしみ展を
一緒につくってくださるお店や
ブランドのみなさまと出会うため、
私たちは「生活のたのしみ大賞」をスタートさせました。

現在、エントリー受付中です。

締め切りは10月24日(月)の午前11時です。

生活のたのしみ展は、
買い物客として参加するととてもたのしそうですが、
出展者さんの目には
いったいどのように映っているのでしょう。

前回の生活のたのしみ展に出展した3名の方に、
率直にお話をうかがいました。

「生活のたのしみ大賞」の
エントリーの参考に、ぜひごらんください。

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2人目 Sleepy Sheepさん

前回の生活のたのしみ展のなかには、
フェルトでできた「くま」が
60体ずらりと並んだお店も登場しました。

そこは、「ちくちくフェルトのくまショップ」

どこかとぼけた表情のくまに目を惹かれ、
もっと近くでそのかわいさを味わおうと、
お店の前は常にたくさんの人でにぎわっていました。

くまのフェルト作品を制作したのは、
フェルト作家のSleepy Sheepさんです。

生活のたのしみ展のようなイベントに参加するのは
初めてのことだったかも、という
Sleepy Sheepさんに、お話をうかがいました。

フェルト作家 Sleepy Sheepさん

「ほぼ日」には、読者として
長年親しんできたこともあり、
生活のたのしみ展に参加できて
とてもうれしかったです。

ふだんの個展には、いつも来てくださるお客さんや、
ハンドメイド雑貨やぬいぐるみが好きという方が
多くいらっしゃるので、
その方たちをイメージしながら作品をつくっています。

でも、生活のたのしみ展のような、
私を知らないお客さんもいらっしゃる場では、
どのくらい作品の良さを届けられるのかと、
リアクションを気にしてしまって
制作に力が入りすぎてしまうところがありました。

でも、イメージしきれないことも
たのしみたいという気持ちが徐々に芽生え、
広い会場でたくさんの人に見てもらえるといううれしさが
原動力になって、60体のくまを作りきることができました。

開催当日に会場に全員がずらりと並んだようすを見たときは、
もう‥‥。

自分のつくった作品がここまでいっぺんに
並ぶところは見たことがなかったので、
ほんとうにうれしくて、
なんだかおもしろくもありました。

生活のたのしみ展のお客さんは、
とにかくやさしい方が多くて、
私はずっと幸せな夢のなかにいるようでした。
健全で、おおらかで、「祝祭感」がありました。

フェルトでできた作品を
初めて見るお客さんもいらっしゃって、
「なんだこれは」と興味をもっていただけたり‥‥。

いつもの個展と比べ、
たくさんの男性のお客さんにもお目にかかりました。
みなさん想像以上に「かわいい」と言ってくださって、
男性に受け入れてもらえることは、今回の発見でした。

ブース内で、
フェルト作品づくりを実演をする時間があって、
そこで完成した作品の購入をかけて
じゃんけん大会をしたとき、
参加してくれた小学生くらいの男の子が負けてしまって、
泣き出しちゃったことがあって‥‥。

こんなにも自分の作品を
好きになってくれるのかと驚きました。
いつかあの男の子にもくまさんを届けられるといいな。

(次回は、湖池屋の小林さんのお話をうかがいます。)

2022-10-13-THU

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    エントリー募集期間

    2022年9月20日(月)

    ~ 10月24日(月) 午前11時

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