第16回 あまりの暑さ
最近は気が狂うほどの暑さが続いている。
僕の部屋は中二階(ロフト)があって、
普段はそこで寝ているのだが、
そこの気温は凶悪なまでに暑い。暑いというか、痛い。
僕の部屋は二階にあるのでただでさえ暑い。
昼は涼しいところに非難したり、
クーラーをつけたりしているのだが、
夜は中途半端な気温になるので大抵クーラーは消している。
寝る時間は当然消えてるわけで、
その時は快適に寝ていたとしても
朝の7時頃くらいからはじりじりと熱されていく。
最初に暑さで起きるのは9時くらいだ。
僕は目覚し時計などの騒音や、暑さ、
寒さなどで目覚めるのが大嫌いなのでかなり
機嫌の悪い状態でクーラーをつける。そして再び眠る。
しかし、一向に涼しくならない。
何故なら寝ているところがロフトだから。
冷たい空気はすべて下にたまってしまう。
この状態で正午を向かえると、いよいよ地獄の始まりです。
外が35度だとしたら、ロフトは40度くらいだろう。
ロフトから落ちないための金具が触れないほどに熱くなり、
窓から入ってくる直射日光で身体は焼かれ、
あまりの暑さに幻覚を見る。
当然、脱水症状気味にもなる。
というか吸う空気がすでに熱い。
人に聞いたところによると、
あまりにも暑いところで寝ていると、
寝ていても疲労が激しいらしい。
このままでは発火するかもしれない。
さらに夏は「ゴキブリの季節」でもあるわけで、
家も毎年出現する。
僕は一人っ子だし、
他にゴキを退治してくれる人がいないので、
出現するたびに新聞の数が減っていく状態だ。
最近は新聞で倒して掃除機で吸うので、
「ティッシュでくるんで捨てる」という最も
イヤな作業は無いのだが、出現数が多いので性質が悪い。
おまけに奴等は飛ぶじゃないか。
涼しい時期に現れてくれれば冷静に退治できるのだが、
夏に現れるとゴキの退治だけで一日分の労力を使ってしまう。
今年に入ってからはまだ2匹しか倒していないので
まだまだ出てくるのだろう。
考えただけでもいやだ。海にでも逃げよう。
ところでアメリカにも
ゴキブリはたくさんいるんでしょうか?
そして一番最悪なカマドウマもいるんでしょうか?
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