第17回 本当に後悔していないか
もう中学校を卒業して4ヶ月以上たつわけだが、
今、自分がこの道を選んで本当に
後悔していないかどうかを考えてみた。
僕の出身の中学校の先生とか、
僕の親に
「高校に行かないでアメリカで映像の勉強をしたい」
と相談した時、基本的には反対されなかった。
まあ誰が反対しても行くつもりの覚悟だったんだけど、
別に反対されないので誰とももめる事なく卒業した。
つまり、「高校に行かない」という選択が
卒業した時点でリアリティを増したけど、
別にそこまでの道のりが大変だったわけじゃないので、
その後の自分の立場とか
後悔とかを深く考える事はなかった。
それからもう4ヶ月もたったのだけど、
やはり基本的には後悔していない。
ただ、高校に行かなきゃ味わえないだろうなぁという
面白さが欲しくなる時もある。
例えば友達から部活の話を聞いていると、
合宿いいな〜とも思ったりする。
今となればクラスでただ友達としゃべるだけでも
楽しかったんだと思う。
だけど僕が高校に行っていたら
こんなことは思わなかっただろう。
朝早く起きるのがイヤだったり、
毎日部活があって面倒くさかったりして、
もう行くのがいやになってたかもしれない。
僕は結局いろいろ考えて高校に行かなかったので、
高校に行かないなりのおもしろさを知っていると思う。
赤点とか気にしなくていいし、
無理に朝早く起きる必要もない。
それになんだかんだ言って自分のやりたいことを
実践してるので将来のビジョンとかも浮かびやすいし、
その将来のビジョンはすごく楽しいものだ。
そのビジョンを実現させる努力も惜しまずにするだろう。
日本の高校に行くのと、
アメリカに映像を勉強しに行くのは、
両方いっぺんにはできない。
でも、両方に楽しい事とか学ぶ事があると思う。
僕の場合やりたいことがあって
高校に行ってないわけだから、やはり後悔はしていない。
ただ、高校に行っても面白いことはあっただろうから、
結局どっちが正解かなんて無いんだと思う。
自分の選んだ道が自分にどう作用してくるか、
そして自分がそれに満足しているかが全てだと思う。
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