第20回 予防接種とインフルエンザ
かねがね疑問に思っていることがある。
それは、
『予防接種とダイレクトにインフルエンザに
感染するのでは、免疫の威力は違うのか?』
と言うことだ。
中学校の保健の時間は、
うちら生徒の間では「寝る時間」になっていたため、
授業の記憶がほとんど無いのだが、
予防接種についての授業はちゃんと聞いていた。
『予防接種は弱ったウィルスを打ち込んで、免疫を作る』
と言った内容だったはず。
それで更にうろ覚えなのだが、確か定期的に打ち込めば、
ますます免疫が強くなって
病気にかかりにくくなる体になるという話を
聞いたような・・・。
それで思った。
僕は覚えている限りで3回も
インフルエンザに感染しているので、
相当強くなってるんじゃないか?と。
弱ったウィルスではなく、
元気なウィルスに3回も勝ったのだから、
もう無敵なんじゃないか?と。
3回感染したインフルエンザによって、
いずれも40℃に達するほどの熱がでるという、
かなりヤバい状況まで行って、いずれも生還している。
二次感染も経験済み。
しかも2回目の感染は去年の一月で、3回目は今年の一月。
だんだん強くなっているのだろうか?
友達に『予防接種ジャンキー』がいる。
毎年年末にインフルエンザの予防接種を受けているらしい。
その人も昔感染し、
42℃という生と死の境界線まで行って帰ってきた。
その時の感想は、「脳が溶けた」の一言。
とにかくその人はその一件以来、
毎年予防接種を受けている。
僕がインフルエンザを呼びやすいことをその人に言うと、
「お前も予防接種すればいいのに」などと言うが、
僕は注射がきらいなので無理だ。
それでも毎年感染するのも嫌だ。
だから予防接種とダイレクトに感染するのでは、
ダイレクトな方が免疫が強くなると信じたい。
今年の年末から年始にかけてその友達は
また予防接種をするはずだ。
僕もまた感染するかも知れない。
結局苦しんでるのは僕の方だが、
最終的には対インフルエンザ用の免疫力はつくのだろうか?
ただ、風邪とかは何度かかっても、
いくらでも感染している。
そう思うと不安になってくる。
インフルエンザも同じかも知れない。
やっぱり予防接種をするのが正しいのか?
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