夏休みの研究。
紐育は夏も過ぎた感じです。
ここんとこ妙に涼しい。つうか、寒いです。
ここ数ヶ月、愛パソコンが
ウィルスに侵された形式があったので何かと
不便な日々が続いていました。
今はだましだましやっていますが、
ノートン先生が確りやってくれているのかどうかが
微妙なため、怯えながらのパソコン通信をやっています。
去年の夏から、僕の中では自由研究ブームなのです。
小学生及び中学生の時分は、
夏休みといえば自由研究なんてモノを
毎年のようにやらされまして。
あれは自由の意味を取り違えておりやす。
「やれ」といわれた時点で最早、自由などでは無い。
『半ば強制的な研究』と名称を改めるべきです。
学校をでて、はじめて自由は成立します。
やらなくもいいけど、やってもいい。
期限も規定も無いし、飽きたらいつでもやめてよい。
発表するもしないも全部自分次第!
それこそが本当の自由研究。
というわけで去年の夏(一時帰国中)は
『地獄極楽炎魅烈巣(ファミレス)巡礼2001』
と題しまして東京23区のファミレスを
回りに回ったモンです。
根っからのファミレスファンであった僕は、
日に5、6件はあたりまえの機動力でファミレスを
満喫しました。(その後、破産いたしました)
その時まとめた資料なんかは
パソコンの故障ですべて消し飛ぶという悲劇に
見舞われましたが、まあ、それはそれ。
今年の夏も地味に自由研究をしていました。
題して、
『地名、もしくは物、事で呼ばれてしまう親戚集め』。
具体例を出しますと・・・
例>札幌のおばちゃん
横浜のおじいちゃん
静岡の親戚
東京ガスのおにいちゃん
花火の人
っつう感じになります。
こういう呼ばれ方をしている親戚を色んな人に
聞いて回り、無意味に集め、
うっとり眺めるという企画です。
僕の中ではこれがかなり面白いのですが、
友達に聞いてみると
「そんなことで喜んでいるのはお前だけづら」
といわれたので、
実は相当マニアックな楽しみ方なのかもしれません。
一般的にはこれがどれほど面白いのかわからないのが
不安だったので、実際レポートにまとめる
段階になったらそれぞれの親戚名に
『芸術点』『レア度』などの採点方式を取り入れ、
普通の人でも楽しめるようにしたのですが・・・
それでもこれが一般的にどうなのかは微妙ですね。はい。
学校にいた韓国人や南米人に聞いてみても、
そっちの国では『札幌のおばちゃん』
みたいな言い方はしないらしいです。
というわけで、どうやらコイツは日本だけの文化ですかね。
それにしても、みんな濃ゆい親戚をお持ちです。
レア度の高い『海幕長の人』な
んてのもありました。
海幕長、すなわち海上幕僚長官。
どうやら、自衛隊の相当偉い人らしいです。
他にも
『きまぐれのおばさん(理由:きまぐれだから)』
とか、
『やくざのおじさん』
とか、やっぱり親戚は面白いです。
僕の場合、こういう呼ばれ方をしている親戚といえば
『国分寺のおばさん』と『バンのおじさん』の
二人が挙げられます。
国分寺の方は東京の地名で、
バンは車のバンです。
ただ、そのおじさんがバンに乗っている姿を
一度も見たことが無いので、
何故バンのおじさんなのかは不明です。
ただ、バンのおじさんは馬面だったことばかりが
思い出されます。
現在、30人ばかりに聞いて回りましたが、
全員、何かしらの親戚を持っているものです。
面白いです。
調べてみてわかったことですが、
何故か横浜には親戚が多い。
あと、『おばちゃん』の率が高い。
『おじちゃん』は妙に少ない。
理由はよくわかりませんが。
まあ、こんなことばっかしながら生きていますが。
こっちでの生活も慣れるにつれて、やや飽きてきました。
なんというか、僕の中では
ニューヨークはさほど素晴らしい場所でもないです。
なので、次の展開を考えています。
相変わらず映像への情熱は燃えていますので
(最近無気力になってきましたが、
これだけは何故か変わらんもんです)、
それを軸に動いていきたいですが。
とりあえず、ぶっちゃけ、英語じゃ脚本が書けません。
意思も100%伝えるのは無理です。
さすがに1年近くこっちに住んでいるので
日常英会話は問題ないですが、
矢張り自分のあるがままを出そうとすると、
母国語でないと、ノれません。
こっちで学んだこともそりゃあ多いですが、
英語でこれからも生きていこうとは思わなくなった、
という感じですね。はい。
なのでまぁ、そろそろ近い将来のことを考えて
動いていきます。
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