約1年にわたって連載してきた
写真家・石川直樹さんの『世界を見に行く。』が
2012年1月に書籍化され
リトルモアから刊行されることになりました。

いま(2011年12月中旬)の時点では
はりきって印刷していたりしている最中ですので
お見せできるものも少ないのですが
ひとまず「出ますよー!」って、お報せしますね。

いろいろ
遊べる本になりそうなので、わくわくしてます!

(担当:奥野)

石川直樹さんの「ベスト盤」です。
  特定の国やテーマにしぼらず、
ここまで「世界中の」国や地域をランダムに収蔵した
石川直樹作品は、はじめて。
その意味では「ベスト盤」的な内容と言えそうです。
全てのページが「ポストカード」になります。
  純粋に作品集として楽しめるだけでなく、
すべてのページが「ポストカード」になります。
全52回の写真に、書籍化にあたってセレクトした
表紙・裏表紙の写真を加え、
合計54枚の「ポストカードブック」でもあります。
数カ国を書籍用に差し替えています。
  ウェブ版の「世界を見に行く。」そのままでなく、
数カ国を差し替えています。
写真を別のものにした国もあれば、
まったく新しい国に変えてしまった回もあります。
「ポストカードにもなる本」のための、
「よりベストな54枚」を選んだ結果です。
カバーを外して広げると
石川さんの足跡を記した「世界地図」に。 
  大きな世界地図を畳んで、本のカバーにしました。
ぜひ、広げて眺めてください。
本の中に出てくる52の国と地域が
石川さんの足跡として、マッピングされています。
カバーの裏側には「おまけの読み物」が満載。
  世界地図を裏返すと、本文では紹介しきれなかった
旅の思い出、逸話、すべらない話‥‥がたっぷりと。
ベースは「ほぼ日」に掲載していたものですが
数本の書き下ろしを含め、かなり改訂を加えました。
ポストカードを使い切ると
手元に「世界地図」と「小さな本」が残ります。
  表紙・裏表紙もポストカードになるため、
54枚すべてを使い切ると
手元に「世界地図」と「小さな本」が残ります。
だからどうだというわけでもないのですが‥‥
世界地図はついつい眺めちゃうし、
小さな本も、けっこうかわいいと思うんです。
石川直樹さんの「届かなかった手紙」、
糸井重里の「石川直樹という旅人。」を収録。
  本のあとがきのような、新たな出発の挨拶のような。
ぜいたくな書き下ろし、どちらも、すごくいいです。
最後に入稿データを‥‥ちらっと、どうぞ。
  あくまで入稿データなので、
ここから微調整の入る可能性もあるのですが‥‥
ほぼ、こんな感じになりそうです。
オモテ面
右側に石川さんの写真、左側に連載時のテキスト。
その間にミシン目が入っており、
切り離すと右側が「ポストカード」になるのです。
因みに大きさは「50円」で出せるサイズです。

裏面
ポストカードの裏面には、
「いつ、誰に、どこから出したのか」を記録しておける
メモ欄つき。この部分は手元に残り、
オモテ面のテキストと併せて、いずれ「小さな本」に。



発売日など、もっと詳しいことが決まりしだい、
また「ほぼ日」で、お知らせしていきますね。

どうぞ、おたのしみに!


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