ほぼ日刊イトイ新聞

旅・人・20、写真・師・山。

~石川直樹をかたちづくるものたち~

石川直樹さんが旅をしはじめて、
20年の月日が過ぎました。
その間、氷の山にしがみついたり、
無人の荒野を往ったりしながら、
写真家は、それらと同じ気持ちで、
たくさんの人に会ってきました。
旅も人も写真も山も、みんな先生。
石川直樹さんの「学びの20年」、
振り返ってもらいました。
担当は、「ほぼ日」奥野です。

もくじ
  • 1 野田知佑さんに憧れて早稲田に入り、角幡唯介さんと出会う。
  • 2 ゴールデン街の森山大道さん、アラスカの関野吉晴さん、会えなかった、星野道夫さん。
  • 3 現在の「石川直樹」をつくる道を拓いてくれた師、東京藝術大学の伊藤俊治さん。
  • 4 あこがれの誰かに会うこと、まだ見ぬ山を見ること、それでも移動し続けること。
  • 5 ただひとつ重要なことは、旅をやめないこと、撮るのを、やめないこと。

あの、広くて天井の高い
東京オペラシティのギャラリーを
ぎっしり埋めた
石川さんの20年ぶんの写真を見て、
すごいことだと思いました。
石川さんという写真家が、
20年、この地球を移動した軌跡を
たどることができます。
ひとりの作家の大きな節目として、
見ておいたほうがいいと思います!
会期は、3月24日(日)まで。
また、このタイミングで、
石川さん、なんと、本を3冊も刊行。
展覧会と同名、見ごたえたっぷりで、
キギさんの装丁がかっこいい写真集
この星の光の地図を写す』、
ヒマラヤ遠征の8年間を記録した
The Himalayas』、
2013年から断続的に刊行してきた
シリーズの最新作『Ama Dablam』。
どれも20年を飾るに相応しい、
すばらしく、かっこいい写真集です。

展覧会について詳しくは、
こちらのオフォシャルサイトでご確認を。