ニュースのご近所。
あの出来事、近くで見るとこんな感じ。

第18回 犯人に間違えられたシリーズ。


こんにちは!
犯人に間違われた人って、世の中、多いんですねぇ……。
ニュースのご近所ならではの身辺話を、お届けします!








・犯人に間違われた人、私の身近にもいます!
 神戸の酒鬼薔薇事件は、
 当時通っていた学校のそばで起こりました。
 学校へ行く前にワイドショーを見ていたら
 近所の方のインタビューで
 「知人が犯人らしき人を目撃した。
  事件の朝、その犯人がジョギングをしていて
  知人に、おはようございますと挨拶をしてきた。
  そのことで 犯人に顔を見られた!と思うと
  知人は怖くて外も歩けず寝込んでいる」
 というインタビューでした。

 その犯人像が、メガネをかけた短髪で
 水色のジャージをはいていた、というのです。
 それって、うちの先生じゃん?
 その先生は早起きで朝6時半には登校して
 学校の周りをジョギングしてから授業を始める人。

 しかも、水色のジャージがお気に入り。

 「時間も格好もまさしくその先生だ!」
 学生の間で
 「アレはうちの先生よね」
 と話題になりましたが、
 事件の深刻さから、先生には
 「犯人の一人に間違われてるよ」
 なんて言えませんでした。
 でも、その頃、犯人候補が20人ほどいると
 報道されていました。うちの先生は、
 確実に、その20人の一人だったと思われます。

 この事件、よくヘリコプターで
 現場の中学校を撮影していましたが
 ヘリコプターの取材って、
 ご近所にはすごく迷惑なんですよね。
 騒音で授業の妨げになってしまって、
 クーラーのない教室でも窓を閉め切って、
 蒸し暑い中、授業をしていた夏でした。
 (なおみ)
 




やはり、
「犯人間違えられ」は、大事件に多いのかも?
先生にしらせないでおいた、というところが、
当時の緊迫感が出ていますね……事件が大きすぎたから。

おもしろTシャツメールを、数通お届けしましょう!








・イギリスでも、日本語ブームなんです。
 スーパーで買い物して、カードで支払うときに、
 漢字でサインをしたら、レジのお兄ちゃんから
 「クールなサインだ〜」
 って大声を上げられたこともありました。

 この前は、ポップなフォントで
 「小沢一郎 田中真紀子」
 と書かれたTシャツを着ている人を見かけたし、

 「声優を」と刺繍されたシャツとか、
 「田井田野建郎太三」とか、
 鏡文字で「明治生命」なんていうTシャツも。
 ……「東京」と書かれた中華包丁も発見。

 知り合いのイギリス人からは、
 「丼」とプリントされたシャツを私に見せて、
 「これ着ても恥ずかしくない?」と聞かれたから、
 もちろん「大丈夫よ」と答えてあげました。
 (ぽ)



・エジプトに行った時に
 かの地(ルクソール)のベネトンショップで
 《BENETTON》をハングルとかアラビア語とか
 様々な国のアルファベットを使って
 ロゴをプリントしているTシャツをみつけました。
 その中にはもちろん日本語の「ベネトン」(明朝体)も!
 オモシロイ♪ と 夫へのお土産にしたんですけど
 それを着て電車に乗った夫は
 まじまじと顔とTシャツを交互に見られる、
 と言う体験を一日に何度もしたそうです。

 カッコ良いと思ったんだけどなぁ。
 変だったのかなぁ。
 (Wahine)
 




「小沢一郎 田中真紀子」のTシャツに笑いました。
ベネトンのTシャツについては、
「まじまじと見られる」という体験がリアルでしたね。

では、次回のこのコーナーで、お会いしましょう!!

さまざまな、日本国内や海外からの
ニュースのご近所のおたよりは、
件名を「ご近所ばなし」として、
postman@1101.comまで、どうぞーー!!

2002-08-15-THU

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